ドイツ消費者物価指数

前年比からだと「ゼロ」から「10%」への変化です。

この変化だと1年後には120%です、物価が1.2倍になるのです。

チャートの急角度からして物価急騰が収まる気配すら無い、原油価格や天然ガス価格の今後の動向次第だろうが、これから半年は寒さが続く。

 

******通常の物価上昇は経済的には

物価が上がると企業の売り上げも上がり、賃金や株式配当の増加につながります。 賃金増加により家計の収入が増えると消費の拡大に結びつき、物やサービスの販売が加速して物価がさらに上がるというのが、一般的なインフレのあり方です。

景気拡大を伴うインフレ利率を2%程度と言われているのですが、過度のインフレは

収入が追い付かずに「生活苦」となります、特に低収入世帯には負の影響が大きい。

 

インフレが生活にどの様な影響をもたらすかは「エンゲル係数」を使うのが一般的です

 

エンゲル係数」とは? ドイツの社会統計学者エルンスト・エンゲルが1857年に発表した統計的指標で、衣食住など生活を維持 するために行う支出である消費支出に占める食料費の割合を指し、「食料費÷消費支出×100」で求められ ます。

 

2020年までの資料だが

主要国のエンゲル係数がある

青線のドイツの変化は予想できるだろう、貧乏な国ほどエンゲル係数は高くなる。

これからインフレとなる日本は更に貧乏にるのだろうか、日銀には期待できないだろうし、政府も頼りない。