イギリスの電力会社は市場の自由化により
イギリスのスコティッシュ・アンド・サザン・エナジーとブリティッシュ・ガスのほか、ドイツの企業であるエーオンUKとRWEエヌパワー、そしてスペインのスコティッシュパワーとフランスのEDFエナジーの「BIG6」に集約した。
とは言っても最大の電力会社はブリティシュ・ガスですが、欧州の自由化は進み欧州のエネルギー価格はどの国も大差がなく暴騰状態
ロイターでは
焦点:光熱費が欧州の家計直撃、シャワーは職場で食事は1回 | ロイター
******湯水のごとく
日本語でしか通用しない「熟語」です、多雨の日本列島と火山国で温泉は自噴している
大陸では無理な事はある程度大人になり理解した、地震国であるからして家は再建しやすいように木材+紙で作られている。
障子に和紙を貼る文化は欧州では理解に苦しむだろう堅牢な石作りの家が建つ文化で有る、それほどに日本はガラパゴス国である、無い物はエネルギーです。
日本は総力(お金ODA+技術)をあげて、戦後世界で権益確保に努め現在のエネルギー政策へと行きついたのです。
地道な努力でした、おかげで今豊に暮らしていけるのです。
******脱線しました
お金さえ払えば手に入った「エネルギー」でした、それが世界中で崩れ始めた。
資源国への対応に不備もあっただろう、お金が全てだった時代は終焉した。
今、そのピークを過ぎたはずだ(ミンスキーモーメント)
お金を供給すれば国は豊かになる、供給量さえ間違わなければ(ジンバブエが良い例)という事でしたが、残念ながらFRBはミスジャッジを犯した。
ある程度公平に供給されるという前提があったにも関わらず、お金持ちへより多く供給された、これが最大のミスだろう。
必要のないお金持ちがよりお金持ちへと変わり、お金が粗末に扱われるとインフレとなる。
必要も無いのに買い占める、戦後の日本の狂乱物価で何処かの誰かがトイレットペーパーを買い占めたようなものだ。
******お金は紙屑である
兌換紙幣の時は金と交換できたが、アメリカでニクソンショックが起きて不換紙幣となり「紙屑」化した。
その紙屑に付加価値をつけて、お金として流通され中央銀行がその付加価値を守るのだが、FRBと日銀はそれを放棄したという所だろう。
何れ「円」も崩れる時が来る、その前に「円」が暴騰すれば下落も大きい。
何事も循環して行く、
今の注目は「円」ではない「ドル」です、アメリカの利上げからドル高へと突き進み
各国、特に新興国は窮乏している。
30日にアメリカ労働省は7月の雇用動態調査(JOLTS)を発表した。
https://www.mql5.com/ja/economic-calendar/united-states/jolts-job-openings
求人件数が19万9000件増の1123万9000件となり、市場予想(1045万件)を上回った。労働需要減速の兆候は見られない。
6月分は1069万8000件から1104万件に上方修正された
これは失業者1人当たりの求人数では2.0という事になる。
FRBは強気で利上げ出来るだろう、過去の経済指標から判断するとアメリカのリセッションは求人数の減少が確認されているので、現時点ではリセッションは見えていないという事になる。
今後、FRBは利上げを続けて年末には4%に届く予想ですAAAのアメリカ国債が4%もの利回りが有ればドルを買い、国債を買う流れを止める手だては無い。
引き続き、ドル高方向。
世界経済はアメリカ一強が続く、2023年となつても経済の流れは変わらないだろう。
FRBは引き続きアメリカ経済指標に大きな変化がらければ躊躇なく利上げ続行する。
そんな、遠くを見なくても当面の利上げは間違いないのだから、株式市場にとって良い材料ではない。
******ニュースになっていないが
上海の電気街はロックダウンとなり、深圳も部分的にロックダウンが続いている。
数日と発表し、ロックダウンが始まるが終了間際に更新されてロックダウンが続く。
これほど厳しくロックダウンを続けるには「何か特別な理由が有る」はずだ、なにか特別な情報が有るかと疑っている。
経済が疲弊し、物流が滞り、人心荒廃となるロックダウンです。何か無ければ人民の疲弊となるロックダウンを続ける理由は無いだろう。
引き続き、サーチ続けるしかない。