NASDAQ100とS&P500のEPS
説明EPSとは
一株当たり当期純利益の事です、「一株利益」「一株あたり利益」「一株あたり当期利益」などの略称・俗称で呼ばれることも多い。
これにPERを掛けると株価となるPERは通常8倍から20倍ほどでバブルと成ったテスラモーターなどは1000倍となったが、それぞれに理由なるものがまかり通っててる。
しかし異常値はアホな理論でも正当化されるように市場は動く「理由は儲かるから」
それが大間違いなのだが、自分さえよければという強欲経済は常に市場に住み続けているのだ。
******アメリカ市場は
指数などを見る限り(それだけで判断すれば)景気絶好調と映る、PERが下がっていだけで株価は調整に過ぎない。。。と見えるのだ!
インフレを知らない、経験したことが無い、インフレの経済的裏付けを知らない投資かは、此処は買い場だと言う、分からないでもない見かけ調整に過ぎないだけでなく絶好の買い場に見えるからね。
理論的もEPSが伸びているのだから企業業績は絶好調に見える、PERが低いだけだこれに誰も気が付いていない、此処で買うしかない。。。と大間違いをする!
インフレ調整後の株価やGDPを見れば一目で分かる
資料は2021年末までと古いがブルームバーグでS&P500の営業利益停滞という記事を出している
インフレが進行中のS&P500のチャートと営業利益のチャートです。
インフレ分売り上げが伸びるのですが営業利益は伸びないということを示しています
2022年になり更にインフレ進行していますので営業利益は更に減少していると推察できます。
******管理人はまだ調整すると言ってる
アメリカの利上げが全くインフレに届いていない、実質金利は未だにマイナスだという事です。
実質金利がプラスまで政策金利を上げられるかも疑問な位アメリカ経済は耐えられるかも分からないほどに長年金融緩和を続けてしまった(過去形)
楽天トウシルで作成されたチャートです、元のアドレスは
米国株はインフレ懸念に耐えられる?2022年S&P500はいくら? | トウシル 楽天証券の投資情報メディア
チャートから導かれる中立金利は0.99%+2.62%=3.61%ですから現在0.75%の政策金利からすると2.86%で中立となります。
更に景気を冷やす必要となる+の金利にするには政策金利3%までの上昇が見込まれますが、アメリカ経済は耐えられないでしょう。
******インフレは見かけ経済が活況ということです
日本の戦後の「アメリカに追いつけ、追い越せ」の時代、日本の復興期はすさまじいインフレでした食料品は日々値上がりし、実母の嘆きを覚えています。
確かに生活は厳しかった、インフレの伸びに追いつかない所得でしたから実質的に貧乏でした(古い話です)
話をもどして、実質金利がマイナスです経済には刺激的金利ということですからインフレが進行すればより経済が活況にナル??
結果バブルがより大きくなり、破裂の被害想定は莫大な経済危機となるのです。
日本の土地バブルのUPを思い出して、首都東京の地価で全米を買えるほどのバブルでしたから、破裂後の日本経済はメタメタに遣られてしまった経緯をです。
既にアメリカの主要都市の収入と家賃相場をUPしてあります、日本と比較してどうでしょうか!!
どえらいバブルとなっているのが理解出来たでしょう、FRBはこれら全てのバブルを破裂させる事無く鎮静化(ソフトランディング)させる自信が有ると宣っています。
2021年から続くFRBのミスジャジを見て、アメリカ経済をソフトランディング可能かどうか、投資家の判断が重要となります。
******インフレはある程度鎮静化すると
経済指数は減少します(当たり前)、減少分経済が伸びれば問題は無いが経済を冷やさなければインフレは収まらないのですから、経済指数は下落して行き市場は不景気に突入とか騒ぐのです。
何も分かって無い、インフレの経験が無いからです理論で理解しても心理的に耐えられるか。
株価チャートなどの読み方は教えられるが心の強さは教えられないと、過去なんどもUPしています。
下落相場に耐えられるか、投資家心理がこれから一番大事な場面が来るでしょう。
欲に目が眩み「落ちて来るナイフ」を掴まなければ、利益を掴めます。
それは日経平均のPBR=1近辺であることは過去からして正解でしょう。
現在ではPBR=1 の日経平均は23.181円です。
この値も日々変わります、暴落時に再計算ですね。