下3っのチャートがよく表している、凄い伸びです。
アメリカのインフレ≒ドルが減価している
そのドルに対して各国通貨が減価しているのですからアメリカ以外の国のインフレはアメリカのインフレより進んでいます。
輸入物価と国内物価とは異なるという反論もありますが、自国100%生産でなければ
なにがしらのインフレを伴います、それ故に企業は努力をして安い商品を輸入しようとしますが限界が来たようだ。
日本の国内企業物価指数が伸び始めたのが確認できる、これらから推察できるのは毎月の国内企業物価指数が伸びが二桁(前年比)となったということだね。
前月日でも1%あるのだから12ケ月では12%となる。
企業努力は限界を超しただろう、最近のニュースはそんな風に聞こえて来る。
******ドル経済圏では
参加国全てがインフレとなっているという結論で間違いない、どれ位の期間インフレが続いて、その後高止まりとなるとすれば、世界経済は減速する。
資源国を除いてだが、資源国はドルのインフレは非資源国よりも影響は少ない。
輸出と輸入の差もあるが、プラスになるのはなかなか難しいだろう原油のように金額が大きければドル高の影響は自国経済にプラスに働く。
世界一の原油産出国のアメリカでもガソリン価格は高騰している。
3ドル/ガロンを超えて来ると経済が減速すると言われたが、直近のニュースでは4ドルを超えて来た、内陸部の輸送費が掛かる地区ではMAX7ドルも出現している。
アメリカの経済が減速するタイミングのガソリン価格が4ドル/ガロン、過去の数値ですが。
******確実に超えて来た、その他の要因は
大型車で燃費が悪いアメリカ車は、過去の石油危機では売れなくなりアメリカ商務省が乗り出してきて日本車に高関税をかけて輸入に待ったを掛けた経緯がある。
その後、アメリカでシェール原油の生産でガソリン価格が低下しアメリカ車が売れるようになった。
歴史は繰り返すのだ!
石油ショック再来とはならないだろうが、アメリカ国民の懐は寂しくなるだろう。
日本はこれからインフレの影響が強くでるようになる、秋には土砂降りとなるやもしれない(化石燃料しだい)
岸田政権の経済対策がなかなかニュースに上らない、冬までに様々な対策を可決するには残された時間は少ない。
******アメリカのインフレにこんな見方をしているコラムが有った
FRBはドル高がインフレ抑制に貢献するという内容なんだが、世界経済にとっては深刻な問題となる。
新興国のドル建て債務はアメリカの利上げで借り換え時にはより高い金利が適用され、その上ドルまで高くなれば返済に窮するようになる。
FRBのドル高維持はなんとも危ない理論であるがFRBは鰯の頭にも願掛けするほどにインフレに悩まされているのは事実なんだ。
既に財務長官などからの援護も市場からは見透かされて打つ玉が無い状態となっている
残された手段は「天を仰いでお願いするしか無い」
日本時間深夜のニュースだが
QEの親分にまで指摘されたのでは現FRB議長も形無しだろう。
そもそも弁護士なんだ。