ジョン・ミアシャイマー氏

世界的な米国国際政治学者です。

日本語に訳された動画です、

ウクライナ戦争を起こした責任はアメリカに有る」と断言しています。

 

世界的にプーチン弾圧の風潮の中でアメリカ人であるジョン・ミアシャイマー氏の問題提起はアメリカの世界戦略を暴いた動画とも言えます。

 

アメリカにとっては「遠い国の遠い戦争」だが、欧州を戦場にした責任は国際政治学者からいわせればアメリカの重大な過失ということでしょう。

 

youtu.be

 

アメリカの戦争PRでは全てプーチンが悪いという西側理論で固められています。

自由の国アメリカです、いろんな意見も存在し、東側諸国はアメリカには面従腹背の政治をしているのです。

 

これからアフリカ諸国が世界の表舞台に出て来る頃には、アメリカの過去の戦争責任が追及される事にも繋がろう。

 

戦争は相手が有る戦なのだ、一方的にロシアだけが悪いという事には繋がらない。

管理人が常に言っている「プーチン」に触るな、というのは間違ってはいない。

今の政治家は古い戦争経験のある政治家と新たな思想の元に人格形成された政治家の混在です、相いれない。

すり合わせが難しいのです。

 

******アメリカとイギリスが主になっている戦です

ウクライナは代理戦争と言っても間違ってはいない、ロシアは理解しているからこの戦争を休戦するつもりは無い。

ウクライナが焼土となり、悲惨な結果となろうともロシアは戦を止めないだろう。

 

日本で日々報道される中身には「内容が伴っていない」上辺だけの報道なんだ。

確かにウクライナの人々の事実を伝えるのは必要だが、何故戦闘状態が続くのかを取材出来ていない残念なことだ。

 

**************トッド氏とミアシャイマー氏の両者の意見**************

微妙にズレている、何方が正しいとかの問題ではない。

今後の世界経済と安全保障の行方がどうなるのかの見方の差だろう。

アメリカとイギリスが後押ししたウクライナはロシアとの戦が始まると米英は逃げ出してしまった。

無責任極まりない、残されたウクライナ人は欧州の盾となりロシアと戦っている。

なんと情けないことだろう、そもそも欧州(シュンゲン協定で結ばれたEU)は戦争など望んでいないのだ(イギリスは既にシュンゲン協定離脱している)

独仏はエネルギーをロシアに依存しているのだから、ロシアを経済的に追い込む事と相いれないれ

 

西側先進国は経済では世界最大勢力ではあるが、人口や領土では負けている。

世界がグローバルになれば時代が進むと経済格差が縮まる、西側先進国は優位に立てなくなっていくのだ。

 

アメリカはとても恐れているドランプ大統領の公約(アメリカが一番)にも表れていることを改めて思い出そう。

 

アメリカとNATO(米英)は「やり過ぎた」、このツケは世界経済にとって重大な危機となろう。

まだ欧州は食糧・エネルギーの不足には至っていないが、今年の冬のエネルギーをアメリカが全面カバーしてくれるはずもない。

ウクライナの小麦の代替小麦をアメリカが供給はしない、なんと無責任なアメリカ何だろう。

 

それに引き換えロシアは食糧とエネルギーには困らない、だれがこの責任を取るというのだ!

人間は困窮しなければそれ自体理解しないのが普通なんだ、中国上海の食糧危機が如実に物語っているだろう。

彼らの冷蔵庫はカラッポなんだ、それを見聞きした周辺住民は買いだめに走り回っている。

欧州の食糧危機が目の当たりにすると世界各国の食糧争奪戦が始まるだろう、それがグローバル経済の危機となるやもしれない。

 

******今回のロシアとウクライナの戦闘は奥か深くソ連崩壊まで遡る

欧州以外には理解しにくいだろう、アメリカに主導されて世界へウクライナの悲惨さを

PRしているゼレンスキーも効果があるのか疑問に感じている。

その証拠はゼレンスキーの演説の中にある「次のロシアの攻撃はあなた達の国だ」と言っているが、欧州の政治家は「流れ弾」が飛んでくるのを恐れているではないか。

資金や軍備の援助はするがロシアと直接対峙することを拒否しているのが実情なんだ。

当たり前だろう、アメリカ主導でロシア産の天然ガスの拒否に加われと迫られているが代替の天然ガスなどあろうはずもない。

ウクライナの影に隠れて流れ弾が来ないようにと祈っているだけなんだから、表の発言は強気だが、裏では天然ガスが滞らないように祈っているのだ。

 

長くなりすぎた、そろそろ終わりにしなければ。

ウクライナの小麦の収穫は絶望的となった、欧州のパン籠と称されていたウクライナだが、今年はまだ収穫は出来るウクライナ自体の食糧は有りそうだ。

次の作付けは8月以降から始まる、その時期に戦闘状態が収まっていなければ2023年の小麦の収穫は絶望するしかない。

代替するにはカナダとオーストラリア以外には候補が無い、統計でそれらを追いかけるしか先々を見通す手段はないだろう。