これでググルと「アラブの春」「第二次世界大戦以来」とか出てきます。
アラブの春(Arab Spring)は2010/12/18日にチェニジアで始まったジャスミン革命
(青年の焼身自殺事件に端を発する反政府デモでジャスミンがチェニジアを代表する花の為に名付けられた)
圧政と貧困が原因の反政府デモであり、長期独裁政権の圧政批判で近隣各国へ伝播してアラブの春と呼ばれる一連のデモとなった。
国連世界食糧計画(WFP)は、ウクライナでの戦争が「第2次世界大戦以来、目にしたことのない」大惨事を地域の農業と世界の食糧・穀物供給にもたらしていると警告している。
******問題はロ・ウ戦闘がアメリカとロシアの代理戦争となっている事による
アメリカが第二次世界大戦以後、朝鮮半島・ベトナム・中東・アフリカで共産主義と戦う理由については理解しがたい事だが、事実に基づいてアメリカは世界で戦闘状態を続けている。
ついにというか、大参事をひき起こしてしまったようだ。
ロシアなどが「核」「エネルギー」「食料」「衛星破壊」「ウイルス」等を使う戦略に対抗する手段が無いのにも関わらず共産主義への圧力を掛け続けることにより、遂に第三次大戦という代理戦争にまで行きついた。
既に第三次大戦と定義しているメディアも有る。
日本のメディアだけでは全く状況は把握できない、まぁ日本人がロシアに怒り狂ったとしても状況は全く変化ないだろう。
ほっとくにかぎるが、ウクライナの勝算を考えるとロシアが先ほどの戦略を実施する(既に実施している)と真っ先に食糧危機が大問題となる。
ロシアの戦略は直接的に食糧に傾斜すると批判の嵐となるので、エネルギーから始めたようだ。
既にフィンランドへの天然ガス停止は21日から始まった、その前に報道が小さかったのだがロシアからの送電も15日から停止されている。
代替送電を受けて問題とはなっていないが。
フィンランドは地下都市(核戦争用)があり、首都人口の収容は可能なんだ。
世界では安全保障という考えは浸透している日本とは大違いだが、日本が軍事拡大して良いかは分からない。
始まってしまった第三次大戦は過去の侵略戦争だけでは終わらないだろう、世界は経験したことの無い戦争が始まったということなんだ。
この戦争はアメリカにとっては簡単に終わらせたくない戦争だという事が欧州から伝わってくる、日本のメディアではほとんど取り上げられてないのだが。
これらの説明に一番良いと思われる動画がありました残念ながら翻訳されていないのでUP出来ませんでしたが、やっと翻訳版が見つかりました。
1時間20分の動画ですゆっくりと時間が有るときに見てください。
ロシアがウクライナから強奪した小麦は「取り返し不能」です、ロシア軍が敗戦しても無理でしょう、そんな事を要求したら核ミサイルが飛んできます。
核保有国はロシアだけではありません、その他の核保有国が蛮行をしても止める手立ては無いのです。
ですから、追いつめてはいけないとブログで述べました。
ロシアを見習う事の恐ろしさです。
時代が進み世界的に考え方が良いと思われる方向に進むには「教育」以外には手立てが無いのです。
******少し脱線しますが
習近平は英語教育・塾を教育から機会を奪いました、中国共産党には人民の高等教育は不必要なのです。
人民の教育度が進むと平等精神が大きくなります共産党の優位が崩れ共産主義崩壊へ進むからなのです、教育以外には世界平和は有りません。
人類は進化の過程で幾つもの間違いを犯します、それがアメリカであり共産主義であるのです。
何方も、自身優位ということをハッキリとうたってます、アメリカはトランプ前大統領
のアメリカファーストであり、中国は共産党の一党独裁であるのです。
アメリカは金持ちが優位であり、そして利権を与えられることが当たり前だ勘違いしている、
中国は日本の武士階級のように人民からは絞るだけ絞ると勘違いしている。第三次大戦は起こるべきして起こったということなんだ。
ロシアはエネルギーで恐喝している、それに対してEUは自衛手段を講じたが、次がある食糧戦争なんだ。
ロシアは友好国にウクライナから強奪した小麦を運んでいる、次の食糧戦争に備える為だと解釈した。
******今回の代理戦争は
様々な戦争状態を作る、表向きの実弾で判断など出来ないのだが日本のメディアはほとんど触れていない。
EUに特派員がいるのだから、実際に起きている様々な変化を伝えるのが良いのだが視聴率だけで報道している日本のメディアである。
これが日本の現実だろう。
管理人は「核」の使用を危機的だと感じたが、浅はかだった(反省)
核は最終的に使用しなくても持っているだけで良い、「エネルギー」「食料」「衛星破壊」「ウイルス」など手段は幾つもあるのだ。
それが各安全保障であり、各国の考え方でお粗末な状態の国も多い一番お粗末だったのがバレてしまったドイツであろう。
ドイツはEUの盟主でありGDP的にもEUで一番であるが、その売り上げは中国に頼り、エネルギーはロシアに頼り、食料はウクライナに頼っていた。
自国は何をしていたかというと一番利益に繋がる金融・先端技術に特化していて世界で一番利益率が高い国と認定されていた。
それが世界で一番安全保障が疎かにされていたのが判明して現政権は大慌てしている。
新政権のショルツ新首相は難題に立ち向かうしかないのだが、ハッキリしていることは安全保障は簡単には達成不可能で、何年にも渡る国家事業だという事なんだ。
EUは発足以来、最大の危機を迎えている。
頼んでもいない、米英のロシアへの圧力によるのだが、それにしても米英の戦略解析が甘かったと言われても仕方ないほどの為体である。
此処から先のEUは「根拠を示さないコメント」を排除して、食料問題が最大要因であろう、夏以降はエネルギーと続く2022年はこの問題だけで終わってしまうだろう。
バイデン大統領が外遊している、インドをどう取り込むのかが鍵であるのは間違いない
それを誤魔化す日韓訪問と見た。
******世界は幾つかのブロックとなる
グローバル経済は終焉しつつ有り、アメリカ最大のサプライチェーンは台湾のTMSCです、現在は中国工場からインドへと移りつつあるのです。
この問題は大きすぎて簡単には書けませんが、インドがアメリカにとって最大の関心事と成っているのは間違いない。
世界は次の生産工場をインドと決めた、そのインドがロシアと中国と手を切らないのだからバイデン大統領としては最大の敬意を払うには自信で行くしかないだろう。
腹を見られない為には日韓へ用も無いのに表敬訪問するのだろう、まぁ韓国には少なくなったが在韓米軍が有る。
それなら沖縄にも行かなくてはならないのだが、時間的余裕でいけないのだろう。
バイデン大統領の外遊は長考したが、結論はインドとなりました。
書き忘れた
APECが終了したが、参加国に意見集約は不調に終わった。
そもそもAPECの開催意味が無い。
APECに参加する日米豪や韓国、ニュージーランド、カナダ、チリ。文書では、侵攻が食料やエネルギーの安全保障に脅威を与えるとして「深刻な懸念」を表明した。
なんの成果には繋がらない会議でした、対立を表面化しただけの事で終わった。
ロシアに理解を求めたようだが、ロシアからは逆の理解を求められたようだ。
そんな事をしている暇があったら、ロシアから食料を輸入する方法を考える必要がある。
「人道支援でやむなく」で良いではないか、「明日の正義より今日の飯」というのが貧困国の実情なんだ。
一度グローバル経済を経験したからにはほぼ全ての情報が筒抜けとなった。
食料安全保障的には大問題で、何処を突けば何処が疲弊するか如実の元に晒されたのです。
ロシアの戦略Bプランは食糧です、Aプランは軍事的優位。
CプランはエネルギーでDプランは肥料です。
これは時系列で戦略を進めるプランの事で、秋にはDプランで収穫を終えた農業に必要なのが肥料です、冬から来春までに畠を耕して肥料を撒く必要があります。
この作業をしないと年を追うごとに収穫は目に見えて減ります、世界の肥料の32%がロシア産肥料です(チッソ・尿素・カリウム肥料の世界に占めるロシア産の割合)
その他ロシア産天然ガスで肥料製造している西側の割合もありますが資料が見つからなかった。
そして、ベラルーシン(ロシア友好国)のカリウム肥料も世界シェア第三位です、今はロシア産肥料の代替先となっていますが、先々は分かりませんね。
この問題は報道するとパニックになるほどの影響が有ります日本の全農も農業従事者には情報が与えられています、先々は分かりませんが全農は世界でも屈指の企業です。
取りあえずの心配は有りません(在庫と流通)
しかし、EUは既に鼻先に剣を突き付けられた状態で、各国農業相の強気のコメントは根拠を示していない。
解決の道は皆無だと見ている、ロシアにすり寄るしか方法は無いだろう。
安全保障を蔑にしたツケは大きい。