ロシア連邦中央銀行(ロシア銀行)

アメリカはロシア連邦中央銀行の外貨準備を封鎖した

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******この動きは西側以外の国々に

国際金融システムの不備と映るだろう、アメリカに逆らったらドルの外貨準備が凍結されてしまうことを世界に示したのだから。

 

西側諸国以外に住む人々の数が多いのはUPしてある、しかし収入からすれば西側以外は僅かなものだろう。

そのわずかな収入をアメリカに凍結されることになるのだから、世界の国々はドル決済以外の道を構築するようになるだろう。

 

自由圏諸国と共産圏諸国とそれ以外の宗教国がドル決済だけで世界の金融を形作るというのも、オカシナものだ。

世界に金融決済が幾通りかあっても良いではないか、多分アメリカは強固に反対するだろうが、今回のロシア連邦銀行を世界決済から除外しようとしている自由圏諸国は大きな間違いを犯しているやもしれない。

 

******事の発端はロシアでは無い

中国の高官は習近平以外は多くが対外資産の凍結の憂き目にあっている、イランも同様、世界にはアメリカに機嫌を損ねて海外資産凍結をされている人は多い。

 

アメリカが全て正しいわけではないだろう、国際司法に照らし合わせて資産凍結をしているのでは無いアメリカがアメリカの基準に照らして凍結命令を出して従わない銀行はドル決済から除外すると恐喝して従わせているだけなんだから。

 

イスラム系の銀行はドル決算から外れている銀行もある、そもそもドルを全く扱わないのだ。

当然アメリカの威信は伝わらない、イスラムの教えに基づいた金融を行っているのだ、一例をあげると「金利は無い」金利を取る事をイスラムでは禁止しているからなんだ

その代わりとして手数料を定めている、細かく設定されているので公平なんだ。

この取引を西側ではイスラム金融と称している。

 

******アメリカは敵が多い

軍事力や金に任せて、攪乱されたと思っている国々はドル決済に不満を持っている。

タイムスケジュールの設定など不可能だが、ドル覇権の力が時間経過で減るのは仕方ない事だろう。

世界の第三国が台頭してくるのを止められるはずもないのだから。

管理人がそれを肌で感じれるような事はないだろう、今後数十年の月日が必要になる事案なんだ。

 

覚えていて損にはならないから、世界金融がドル以外でも秩序化される日が来るという事をだ。

その前に大恐慌が勃発して世界を主導していた国々が没落するという事も有りうる。

その時には、資源を持っている国は最強となるカナダ・米国・豪州・ロシアなどはエネルギーと食糧には困らない国々なんだ。

そしてインド・東南アジア諸国と続いて次は温かい国は悲惨な目には合わないだろう。

 

食料と寒さは国家を疲弊させる最大要因なんだ。

管理人は西側諸国がやり過ぎていると感じていた、中国も同様に中華思想を世界に押し付けていると感じていた。

やりすぎはいい事なんかない、気を付けろ。

宇宙船地球号の乗組員は皆平等でなければならない、何時かはそんな時が来ることを祈っている。

 

******話をワープさせて

プーチンが短命で有る事を望んでいる管理人だが、直近のウクライナとの闘争を見ているとこの戦闘はCプランに移行していくのではないかと危惧している。

 

******Cプランとは

戦闘は沈静化するが、止まる事は無い。

ウクライナなどの食糧供給国は其の役割を停止させることにより、国際社会の混乱を長引かせる事を目標の一つに加える事です。

 

日本の戦国時代でも、戦う相手が強い場合は「青田を踏んで戦争に突入しました」

戦う相手を疲弊させる目的です。

 

ロシアはエネルギーを手に握っています、それを使ってインフレを操作することも可能ですが、より強固にインフレを操作するには食料を戦争デバイスとして使う事によりインフレ拡大を目論む事ができます。

それにはウクライナ国民が帰還するのを躊躇させる必要があります、戦争は沈静化するが引き続き戦闘状態は維持するということでしょう。

 

アメリカはロシアを経済封鎖させようとしています、戦争状態ですからロシアもアメリカへインフレを輸出する戦略に出ても当然のことでしょう。

インフレは経済封鎖では無いが経済を減速させるには十分な力を持ちます。

 

ウクライナの小麦の生産は植え付けが6月以降となります、この時間帯でも戦闘状態を維持するのかロシアの戦略は時間経過で確認出来ます。