永世中立国だった、スイスは連邦共和制国家です(過去形)
しかし、実質中立国ではない!(現在進行形)
これを裏付けるにはこの記事がよいだろう。
2018年8月の記事です、世界のお金持ち(中国・ロシア・アフリカ)は資産凍結(ほぼ預金の事)に対応するのは普通の事です。
その方法は様々だろうが規制の裏道を辿る輩は存在するし、自分の金を如何転がそうが自由ダ!
という認識もある、自国の法律には触れないのだから。
アメリカから睨まれているだけなんだ。
******規制するアメリカとは
制裁回避に励むのだから、真っ向対立となる。
そして、今アメリカ司法省はロシア制裁回避に司法当局の調査が入った。
******サウジを巻き込んだ中国が御膳立てした
新たな枠組み「上海協力機構」が加盟国を伸ばしている。
その枠組みはアメリカの規制に反対する意味もあり世界のお金持ち国家が増加しているのだ。
自分で稼いだお金をアメリカによる規制で「凍結させられるのは我慢ならない」
という大きな理由である、それだけに留まらない。
スイスは中立国であるからして「資金を守ってくれた」という過去からの信頼で資金を預けたのだが、アメリカの規制に賛同するなら資金は引き出されるという事です。
スイスという小さな国の繁栄の元にあったビジネスモデルが崩壊しているのです。
「観光」と「金融立国」の二本の柱しかないスイスから「金融立国」の看板が外されようとしている。
これは重大事でしょう、さてどうするのだろうか。
スイス規制当局はクレディ・スイスのAT1債で大きなミスをしたとUpしてある。
アメリカと袂をわけて新たに中立となるか、アメリカの傘下となるか。
スイスは揺れに揺れている状態です、部外者にはまったく予想が付きません。
コロナ以前、クローバル経済を世界の経済学者は褒めちぎった。
しかし、エマニエル・ドッド氏は意義を唱えていた。
ダイヤモンド・オンライン誌は
少し前のブログで「グローバル経済」は搾取経済だと揶揄しました、お金持ち優先政権である梅田政権はアメリカ国家の力で自国有利な仕業を次々と打ち出したのは明らかです。
それらが「正しい」かどうかは歴史が決める事です、西側諸国には正しくても東側諸国からは間違っていると受け止められている。
そして、間に立つスイスは未来の運命を決める時が到来したのです!
******これら全ては
全世界にバラ撒かれたドルをアメリカがコントロール不能となったのが原因でしょう。
そのドルは
アングラマネー・ブラックマネーとなり悪の資金と成りえたのだが「お金に色は無い」
の名のもとに「マネーロンダリング」が盛んに行われている。
これを防ぐ方法など無い!
デジタル通貨以外には無理だろう、
ジャブジャブにしてしまったのはアメリカ自身なんだから、それらを規制して資産凍結にするのは如何なものだろうかという意見は多い。
貧民の管理人には無関係な論争ですが、世界のお金持ちの強欲は止められやしない。
******そしてクレディ・スイスは亡くなった
金融立国に大手銀行はついにUBSただ一つとなってしまった、アメリカからすれば管理しやすい。
スイスからしたら金融立国の看板は下ろす事になる、大変な事態です。
スイスの命運や如何に、、、、、、という所だろう。
部外者は高見の見物である、とてもワクワクする経済事件です。
何時か、幕間の報告ができれば良いのですがね。