どの位大変か、一発でわかる漫画です
******雇用統計
民間部門雇用者数
結果 42.6万人
予想 49.5万人 前回 73.9万人(65.4万人から修正)
製造業雇用者数
結果 3.8万人
予想 3.2万人 前回 3.8万人(3.6万人から修正)
週平均労働時間
結果 34.6
予想 34.7 前回 34.7
労働参加率
結果 62.4%
予想 62.4% 前回 62.3%
***平均時給
前年比+5.6% (予想:+5.5%、2月:+5.2←+5.1%)
雇用統計を受けたアメリカ株式市場です。
来週月曜日以降にならないと、市場がどのように見たかはわからんね
米国U6失業率は、米国の失業率計算方法の代替案を提供し、多くの場合、最も真実を明らかにする失業指標とみなされ、また、全民間労働力に対する失業者の割合を示しています。しかし、主要失業率指標U3とは異なり、U6には過去4年間に積極的に雇用を探してきた個人が考慮されるとともに、以下の 「境界線」とみなされる失業者カテゴリが含まれます。
- 成功しなかった試み(12ヶ月間)の後に求職を停止した個人。彼らは現在の経済状況では失望し、現時点では雇用を不可能としています。これらの失業者は「落胆した労働者」と呼ばれています。
- 仕事を見つけることができるが現時点で雇用を求めていない個人
- 学校に戻り、就職を拒否した個人
- 不利な経済状況のためにパートタイムまたは臨時の仕事をしている個人: 現在フルタイムの仕事がありません。このカテゴリはU3では就業者とみなされ、失業統計には含まれていません。
多くの経済学者は、U6はU3指標指標に含まれていないが労働市場に間接的に関係する個人を考慮するため、国の失業状況をよりよく明らかにしていると信じています。
******U-6は
コロナで仕事に復帰するかどうかを迷っていた失業者が仕事に復帰した割合を示しています。
コロナショックで離職したアメリカ人は手厚い緊急対策で仕事に復帰をためらっていた
その部分が改善(手当の廃止+仕事に恵まれた)されたという事でしょう、ほぼ完全雇用状態となったのです。
******U-6の説明はここです
https://www.nochuri.co.jp/report/pdf/f1410use.pdf
******FRBは利上げに対して失策
3月の雇用統計は完全雇用状態と位置付けて問題ない、テーパリングの終了時期が完全雇用時期と一致したという事はインフレが無かったなら拍手喝采ものなんでしょう。
******楽屋落ち
FRBは狙っていたわけでは無いだろうが、この様な数字は現実の経済には全く必要が無い「楽屋落ち」という事だ。
説明
寄席(よせ)などで、仲間の者だけに通じて観客などにはわからないこと。転じて、一部の関係者にだけ通じて他の者にはわからないこと。
インフレで生活苦に陥っている国民を救済出来ない「お金持ち御用達のFRB」という事実が裏付けられただけの事。
4月13日 21時30分のCPIがより注目される結果の雇用統計となった。
予想値はまだ出てない。