アメリカのスタジオからの解説です、これが一番かな。
解説で抜けている部分を深堀したのが
パウエル議長の発言の中に「テーパリングの前倒し」が無かった。
「早期利上げの示唆」も無かった。
******アメリカ株式市場は
悪い予想は無視して、良い所だけ評価するという「イケイケドンドン」の状態ですね。
パウエル議長の発言の中で「失業率U3の5.4%は依然として高い」と述べていた、雇用は完全雇用で無いという感触を抱いているのであろう。
前に紹介している「岡崎氏の動画」ではハッピーリタイヤなどがあるので5.4%以下にはなりにくい、完全雇用の水準だと見ているのだ。
******失業率が5.4%で完全雇用水準だと仮定し
ここで、金融政策を緩和から平常に戻さなければ「どうなるのか」というところだが
インフレが進行するのが過去の実例なのでした。
この部分をさしてパウエル議長のミスジャッジと判断しています。
インフレが進行しているのか、失業率はどう変化していくのか、毎月のデータが出ますその都度評価していけば良いのです。
FRBの金融政策は終わりが始まる(テーパリング開始から)のです、今が分岐点の位置にいるという事です。
これは確かなことでしょう。