アマゾンが暴落

アメリカ経済指標

ミシガン大学期待インフレ率

 

******PCEデフレーター

米商務省が毎月末に発表している個人消費の物価動向を示す指標

個人消費支出(Personal Consumption Expenditure)のデフレーターで、名目PCEを実質PCEで割ったものです。 消費段階での物価上昇圧力を測る尺度として用いられます

 

PCEは個人が実際に使ったお金に基づいて集計します、GDPの70%を占める個人消費の動向を表しているPCEです。

2012年にFRBは「PCEデフレータの上昇目標を前年比2%」をインフレの長期的な水準しするとコメントしています。

昨日発表された数字です6.6%ですから、目標の逸脱はスゲーという事です。

これらをチャートで見ると

5月3~4日のFOMCでは、0.5~0.75の内0.75が優勢になってきました。

アメリカ市場は敏感に感じ取ったという所でしょう。

 

******更に雇用コスト指数が大問題

単純に雇用するのに費用が増えているということなんだ、中身は

賃金・給与と福利厚生費など賃金以外で雇用にかかわる費用を含めた、企業が実際に負担する雇用コストを示した指数。 全体の約7割を賃金・給与が占めている。

 

これらの指数を見てFRBの理事達は「OMGオーマイガー」と天を仰いで叫んでいる姿が見えたのは管理人だけではないだろう。

 

次のFOMCで0.5%でお茶を濁すだけなら、インフレは更に進む結果となろう。

軟弱なパウエル議長は、市場にショックを与える決断は出来そうもない。

と考えているが、果たして結果が楽しみだ。