長期で日本経済を見ると

日本経済を表している日経平均株価を見ます。

改めて、日経平均株価とは。

日経平均株価は、日本の株式市場の代表的な株価指標の一つ。単に日経平均や日経225とも呼ばれる

東京証券取引所第一部に上場する約2000銘柄の株式のうち225銘柄を対象にしている。5秒毎(2017年以降)に算出し公表する

--------------株式会社「日本」そのもの----------------

超長期チャートは

baseviews.com

長いスパンなのでバブル当たりから縮めると

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比較の為にダウ平均チャートを表示します

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米株は絶好調です、日本株は日銀がテコ入れしても上昇出来ませんがね。

そして、日本株は投資家から売られ続けているのです

前回(1月12日)UPしてあるブログの最後のほうにある

日経平均投資主体別売買動向が示してある通りに売られ続けているのです。

再度UPして見ますかね

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主な投資家は日銀のやっていることは世界標準ではない、日銀が永遠に買い続けられないことも理解しているのですね。

---------日銀が買いの手を緩めれば暴落します

それ故、日銀は金融緩和と日本株買いを止めたくとも止められないのです。

この先、どうなるのでしょうかねぇ。

---------方法はありません

日銀も手詰まりですし、日銀総裁の本音は退任したい

と思っているのではないでしょうか、オリンピックまで株価を支えれば責任は無いと思っているのでしょう

あくまでも管理人の勝手な思惑ですが。。。。

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日本はデフレですから、日銀が市場に無尽蔵に資金供給していても物価は上昇しませんので。

日銀バッシングが無いのです、これがスタグフレーション(経済減速+インフレ)でもなったら日銀解体問題に発展します。

-----------------------話を要約すると-------------------------

この先の株価予想は過去を振り返って見ても最難関です、日銀が全て握っているということなのです。

日銀と年金機構の買いが無くなると、ほぼ買いの主体が無いということなのでね。

-------逆に考えると

日銀と年金機構の買いは内閣から命じられて実行しているとほとんどの株関係者は理解している。

安部内閣が終わりを迎えると日本株は売られるのでしょうね、次の内閣が見えてこない。

-------日本株が上下するエネルギーは「欲と恐怖」で間違いありません。

腰を据えた「長期の投資資金が入ってこない」からなのです。

超短期資金しか見られません、そもそも金利の無い国にお金を持ってきてもしょうがない。

日経平均超長期チャートとダウ平均超長期チャートに見られる差は「腰を据えた長期投資資金が無い」

日本株に魅力が無い理由がこれですね。

-------金利のある国へは資金が流入するのです

ヘッジファンドなどは、安い金利で調達した資金で米国債を買います(日本円などは金の0ですからね)

米国債金利-日本の金利=利益となります。

買い付けた米国債を担保として米株などへ投資するのですね。

当然往復で儲かる、日本株に資金を持ってきても国債の利回りがマイナスだなんて誰が買うか。

今現在の資金の流れは日本---米という流れです、資金流入している米ドルは高く、資金流失している日本円は安い。

結果、ドル高円安の構造が出来上がっているのです、

日本株は円安で上昇しやすい。

現在の日本を取り巻く環境はこれです、何時か逆の流れが日本市場を取り巻くと「円高、株暴落」の地獄絵が来るのです。

安く買うチャンスはここですよぅ。

因みに、出版されている入門編は「たぶんこんなことは書いてないでしょう」

役に立たないので、廃棄しましょう。

-------参考にするのは

ウィキペディアとネット検索で十分ですね。