短期シナリオが崩れさりました

その前に、米雇用統計が22時30分に出ます、予想は+44.4万人

 

******市場では早くて3月以降に利上げを始める予想だった

それが今月の25日~26日のFOMCで利上げ+QTの予定を切り上げると審議するかもしれない。

説明は岡崎氏のマーケットディパーで解説してます。

www.youtube.com

 

アメリカ経済指標のスケジュールでは

1月12日 消費者物価指数12月が22時30分に出ます。

 

ここが剣が峰になるかもしれない、何処も予想値を出していないから分からない。

怖くて出せないでしょうね、FRBはこれを待っています見ない事には先に進めません

 

雇用が順調で、仕事に戻らないFIRE(経済的独立と早期退職)した人が増加している限り給与は上がり続け、インフレは収まりません。

 

つまり、失業率と非農業者部門雇用者数の関係です。

失業率が4%を切るなんて以ての外で、非農業者部門雇用者数が20万人台なら市場は震撼します(暴落だよね)、アメリカが絶好調という結果ということですがそんなすごい結果にはならないはず。

 

FIREリタイヤで人々は仕事に戻る気は無いということになってしまう、確かにアメリカ株が絶好調で手にはお金が十分にあるという事なんだけど。

 

FRBは完全にミスリードしてしまったという事なんだろう、今頃気が付いても後の祭りなんだ。

イエレン財務長官はインフレに対処する方法はあるなど「経済学者」が嘘を言ってはいけない、人々は安心し余計にインフレが進行するけっかとなった。

 

この状態はほっとけば当分の間続いていく(おそらく2022年の間は止まらない)

止める方法は市場にショックを与えるしか無いのだと、いい続けて来た。

 

******それを試す時なんだ

早ければ、早いほど良い結果となる。

FRBはかなり追いつめられた、連邦下院は、435議席全てが2年ごとに改選される

11月8日の予定なんだ。

つまり、夏にはインフレが収まる兆候が必要です、日程から逆算していくとFRBは10月までに株式市場に2度ほどショックを与える予定だと、最初のショックは4月には必要でしょう。

2月と4月にはFOMCは有りませんから3月15日から16日のFOMCか

5月3日から4日のFOMCにはショックが必要になります。

 

日程は考えたけど、根拠はマーケットディパーほどには解説出来ません。

 

FOMC議事録要旨

あちこちで騒いでいるので、特段の説明は必要無いでしょうが要旨は

 

労働市場は「非常にタイト」で、高インフレへの対応に向け、予想よりも早期の利上げに加え、保有資産全体の縮小が必要になる可能性があるという見解を示していた。

 

******NASDAQなどの低金利を手掛かりに

上値を追って来た銘柄群は低金利終焉と共に、調整にはいります。

配当無しで、株高で投資家に恩恵を与える戦略は低金利だけで成り立つ方法ですから

金利上昇と共に株高は無くなるのが正常な動きでしょう。

米30年債利回りチャート

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2021年7月からのチャートです、2%当たりが閾値のように見えますもっと長いチャートは

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次の節目が2.4%当たりと分かります、ここを突破したら危険でしょう。

 

******時間を遡って

コロナショックを思い出していただきたい、FRBは何でも買うという姿勢を打ち出しました(債券を)前にUPしてあります。

FRBは株式市場の手綱は投資家に投げたのです、FRBは株式市場に介入しない(日銀は世界でも例が無い介入をしている)のですから、他に方法は無い。

 

理解していて行ったのかは不明です、債券市場はプロの世界ですが株式市場はアメリカ国民の市場です、その市場が暴落したのですから他に方法が無かったFRBは低金利+資金供給という方法で手綱を市場に放り投げたのです。

 

FRBの言質を取った株式市場の魑魅魍魎は「FRBの意を得て」猛烈に買い上がった

PER1000倍以上になったテスラのようにです。

 

これがアメリカという国なのです、パウエル議長は分かり易い言葉で真意を明かします

エストロと言わしめたグリーンスパン氏の様に難解な表現方法で市場がどのように意を取るのか見ていた議長の方が多かった。

 

次のバーナンキ議長から市場との対話という方法を取り入れたのだが、度々市場にショックを与えている。

コロナショックの時には株価を上昇させろという逆ショックを市場に流布したのです。

 

******何事にも終わりは有る

市場に投げた手綱を取り戻さなくてはなりません、それが低金利の終わりと次に来るFRBのバランスシートの縮小です。

 

何処まで出来るのか、まだ分かりませんテーバリング完了で相場が大きく下落してバランスシート縮小まで無理になるかもしれないのです。

 

それはインフレ次第、FRBが手綱を投げたことによる予期しなかった経済状況となり

慌てたFRBは手綱を取り戻そうとしている所です。

 

2021年末の株式市場はFRBのテーパリングは3月以降まで続く、それまでは緩和資金はゼロにはならない、相場は上昇すると読んでいた。

FRBのバランスシートの時系列データは

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https://stock-marketdata.com/frb-balancesheet.html#toc7

 

2022年のご祝儀相場から、FRBの議事録発表で短期シナリオが消し飛んだ。

次はバランスシートの発表と超長期金利の推移で暫くの間相場の疑心暗鬼は続きます。

次のデータはもうじき発表になります。

さて、どうなっているか。。。

 

中国の国際的位置は

大幅に下落しています、その証拠は北京オリンピックに各国要人の参列が無いということです。

やっと、国際的に非人道的な鬼畜の行いが理解されてきたということです。

このブログではかなり前から非道を伝えていたのですが、やっと認知されてきた。

各国の要人も中国宣伝部に騙されていたのを認めたくなかった、勇気ある人が一人一人と増えて今に至るというところでしょう。

 

但し、中国に搾取されていた資金は返ってはこない。

詐欺師は、入って来たお金は返すつもりも無いという事がまだ理解できていない。

 

今まで中国に投資してきた「技術」「ノウハウ」「資金」は搾取され続けてきたのだが

残念な事に「私はこうして騙された」とコメントするお金持ちは皆無なのですから

新たに中国宣伝部に騙されるお金持ちは続くのでしょう(欲が絡むと騙され易い)

 

しかし、何とかして少しでも取り返そうと色々な手段を考えているようだ。

こんな報道がある

jp.reuters.com

期日延長して何になる、と思うのだが。

本来、期日延長となれば償還資金の数%でも現金で支払った後に期日延長が慣習なんだが、まったくそのような話ではない。

無駄な期日延長なんだが、前にもUPしたように借り手が開き直ると借り手がの立場が強くなる。

******ここで期日延長を勝ち取ったなら

貸し手の負けは確実だろう、アングロサクソン系の交渉術は相手が無法者には通用しない事を知るべきだろう。

 

ここは、相手を確実に潰した後に交渉権をこちら側に持ってくるのがベストなんだ。

中国がデフォルトするのが最良の道で中国共産党が破綻するまで相手を叩いたのちに、過去の清算をするということだろう。

 

******多分このハードランディング方法は

準備が出来ていないということで却下される、そしてドロ沼の状態に至るだろう。

過去、管理人は中国の方と数回の取引経験がある大した金額ではないが契約書は常に内ポケットにある。

契約に至る過程で契約書は彼らにとっては重大事項なんだ、隅々まで丹念に読み質問をしてくる「答えられなければ」契約に至らない。

数十万円の契約がローンチするのに半日も必要なんだ、それだけ彼らの国では騙すという習慣が位置づいているという結果なのだろう。

質問に真摯に答え、誠実さが見られたなら契約に至るということだ。

日本に来ていても彼らに根付いた慎重さに変化は無いということなんだ。

 

******毎日報道を見続けていると

貸し手の甘さが目に付く、この先どれくらいの時間が必要なんだろうか。

中国共産党は変わらずに自分達の権力にしがみ付く、対抗するにはトランプ大統領のような無法者が必作なんだろう、バイデンでは無理な相談だろう。

 

考えて見るにプ-チンにせよ、独裁者への対抗措置はそれなりの大統領が必要なんだということがそろそろ分かって来た頃だと思いたい。

次の中間選挙では民主党は負けなくては次は無い。

 

トランプ大統領が買っていたら世界はかなり変わっていただろうに、残念なことだ。

過去のような世界は既に無い、コロナで世界経済は変化したエネルギー政策は変化し続けている。

フランスは原発を推進し、ドイツは原発の廃止を決定している。

EUにおける原発の位置づけが変わった、温室効果ガス(GHG)削減目標を達成する為に原発容認方向へ動いた。

 

フランスの原発分布図を見ると

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ドイツやベルギーの国境近くに設置している、当然ドイツも同様に対処する

しかし、ドイツは原発廃止(22年達成予定)に動きフランスは増加させる方針なんだ。

ドイツ、原発ゼロ22年達成へ、再生エネに急転換: 日本経済新聞

 

各国は自立しているのだが、EUは繋がっている原発が事故ればEU全体が危機となる

しかし、他人の話しなど全く聞く耳を持たないのがEUと英国だということはブレクジットで証明されている。

今年のEUは寒い、多分原発は推進方向となるだろう。

ドイツがどのような立場を取るのか、見ものだ。

 

******この原発の行方を書いたのは

ドイツのインフレがどうなるかという事で書いた、ドイツのインフレのチャートは

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11月の消費者物価指数(CPI、速報値)上昇率は、欧州連合(EU)基準で前年同月比6%。国内基準では5.2%で、これは1992年以降で最高となった

残念ながら要旨を紛失して表示できないのだが、ほとんどが電気代などのエネルギー価格の上昇に起因している。

 

欧州中央銀行(ECB)は現在の物価上昇は一時的だと主張しているが、外れたのだろう。

ドイツが原発を諦めたなら、エネルギー価格の上昇は止まらない。

 

いまだにインフレは収まるという謎めいたコメントを見るがポジショントークということなんだ、説明が無いのだから。

 

******中国に戻るとしよう

中国は既にスタグフレーションとなっているだろう、ロツクダウンされている西安

習近平のゼロコロナを邁進しようとしている。

1200万人都市をロックダウンしたのだから経済に与える影響が軽微なはずがない

数字にすれば1200万÷14億ということなんだが、1200万は都市部であり14億は農村も含まれる、単純な算数で決められない。

 

******2022年の世界経済のシナリオは

ウイズ・コロナで経済再開がメインシナリオなんだ、それに沿って根も葉もないような経済理論を振りかざすエコノミストが多くなる、彼らが職を得る為にエコノミストの気位を捨てていることは過去にUPした。

信用しては破滅するのは投資家だと言いたい、投資を休んでも被害は無いが尻馬に乗ると酷い目に合う。

欲は程々が似合っている、損失を出していても焦る必要は無いチャンスは向こうからヤッテ来るから安心して待つことでしょう。

 

******日本株の上昇をメインシナリオと

位置づけた投資顧問が多い、エコノミストも内閣から頼まれているのだろうマイナスな事は言うなとね!

管理人はマザーズ指数が示していると言いたい

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12月20日に下値支持線にタッチしたときにUPした、まだ買い場では無い。

日本株、特にマザーズ指数は日銀のステルステーパリングの影響を受けている。

先に発表している日銀の対応も影響を続けているのは間違いない。

 

日銀は物価目標2%と言っているが、本音はまだ先に延ばしたいと思っている。

実際に2%となれば日銀はテーパリングを加速しなければならない。

日銀の金利負担が増加するのだから、今はその時ではない。

しかし、日本のCPIは不穏な動きをしているし、為替はCPIに悪影響の円高方向に現在はある。

次のCPIは後15日後となる、見ものだろう。

 

仮にCPI急上昇となれば株式市場は震撼する、それまではオトナシクしていたほうがよいのかも、

もう一度CPIをUPしておこう

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2021年11月だけ、特殊だったとは思わない方がよいだろう。

2021年12月のデータは前年比0.6%を超える方に1票、結果は15日後。

 

ユーラシアグループ

2022年10大リスクがでました、原文は英語ですがグ-グル翻訳が役立ちました。

www-eurasiagroup-net.translate.goog

 

画像の所をクリックしてください。

 

今年は解釈が難しい、イアン・ブレマー氏が登場して説明してくれるのを待ちます

 

S安 比例配分

あけましておめでとうございます。

1月2日現在特別にニュースはありません、2021年にUPを忘れた分を書き直しました

 

2021年にS高比例配分を経験した投資家の方は、この時に比例配分の怖さは実感してません、

******比例配分とは

株取引で寄り付きでは、売り買いの注文数が一致した場合に売買成立となりますが

売り買いの数が極端に偏った状態で株価がS安かS高となると、証券取引所はSの株価で売買成立させて、成立した株数を各証券会社の発注量に比例して配分します。

 

よい例がレノバで出現しました

既存の株主は悲鳴を上げています、でも残念ながら売れなかった投資家は損失の確定が出来なかったまま2021年が終わりました。

 

2021年の取引は12月30日でしたが、年内引き渡し最終取引日は12月28日です。

これは税制上の1年を1月1日~12月31日としているためです。

それ故に、12月28日までに損失を確定しないとプラス分には税金がかかります。

レノバのチャートで説明すると

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一番右の取引日が30日ですから28日の出来高は55200株、前日の出来高は48400株です

暴落したが2営業日で103.600株しか出来てません。

ほとんどの投資家が(特に信用取引)売れ残し状態となっています。

信用買残は1.974.000株もあるのに、これらほぼ全て追証の対象でしょう。

安比例配分とは「恐ろしい」事なんですぅ。

早く売れれば損失も少ないが、買い方にとっては安く買えるという真逆の事実ですから

YouTubeでは青息吐息の投資家が悲鳴を上げています。

 

これらのことを知っていれば、寄り付きに板を見ただけで「チャンス」と思います。

暴落前の24日終値が4600円 31日終値が2082円でした(下落幅2518円)

29日の出来高は25.087.100株 30日の出来高は12.387.000株

24日の信用買残の1.974.111株から察するとほぼ全ての信用買いの投資家は入れ替わってます。

この状態を「垢抜けた」と言います、新たな投資家はチャンスと思ったのでしょう。

まだチャンスなのか、分かりませんが需給から見ればチャンスです(安く買えた)

テクニカル分析ではチャートの容が崩れてしまったので分析にはなりません。

残るはファンダメンタルズ分析です。

 

新たな株主は安く買えたと思っているはずです、事実24日の株価から見れば安いです。

少しでも上昇すると売り圧力がかかります、ファンダメンタメズが見えていない為です

何故、こんなに暴落したんだ?

中身が見えてないからですね、安く買った投資家も不安を持っています。

管理人は突入しませんでした、何故安くなったのか分からなかったからです。

これらを勘案しても27日と28日に買った投資家は多分信用売りの投資家で買い戻したということでしょう。

 

******チャンスなのか?

とても良い説明がありました。

www.youtube.com

この動画とてもよく描けてます、三菱商事連合の入札価格は11.99円/kWhです。

レノバの入札価格がいかほどだったのかは分かりませんが、動画の説明からして太刀打ち不可能だったようです。

 

とすれば、今後の入札にも影響が出ますし業績も期待できません。

突入しなくて正解ですねぇ。

 

風力発電について資源エネルギー庁がPDFを出しています(2020.11)

https://www.meti.go.jp/shingikai/santeii/pdf/063_02_00.pdf

中身を説明すると2030年の価格目標は8~9円/kWhになっています。

今までのレノバの発電コストで到達できるのでしょうか、疑問です。

 

これからすると三菱連合の価格は適切な価格となります。

 

******蛇足ですが

風力発電は風が吹かないと発電できません、想定以上では機器が破壊してしまいます。

2021年の欧州では想定以下の風でした、発電量不足で天然ガスの消費が増えて冬に備え位のストックが足りない状態でエルニーニュの厳冬に突入しました。

それ故、エネルギー価格全般が高騰していますし、エリツィン大統領はNATOとの長年に渡る確執に終止符を打つ、優位な展開を画策しています。

今やプーチン天然ガスの元栓を握って政治に利用してる状態です。

 

******EU連合は

脱炭素を進めていますが、簡単な事ではありません発電方法の多様化となり跳びぬけた発電方法はありません。

2025年ガソリン車の新車発売が出来なくなるのですがEV用の電気の供給はまず不可能でしょう。

中古車が幅を利かすと見込まれれば、2023年当たりから車の売れ行きは増加します。

日本でも既に車の生産が活発化してます

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鉱工業生産指数が急上昇しました、ほぼ自動車生産の影響でサプライチェーンの回復によると市場では捉えられていますが、内容は駆け込み消費が加算されている事は間違いないです。

トヨタ自動車の株価は堅調です。

 

因みに、日本のエネルギー効率は世界でもトップです

これはインフラに対しての取り組みが官民挙げて取り組んだ結果です。

給排水衛生設備に関しても東京都以上のインフラを持つ都市はありません、それでも毎年の設備の維持管理入れ替えに多額の費用か掛かっています。

 

この費用は待ったなしで投入しなくてはなりません、表向き綺麗な大都市を建設した某〇国のインフラについてのレポートなど見た事はありませんが東京都はこれを真摯に出しています。

東京都インフラポータルサイト

 

日本の実力が分かります。

 

中国の公務員の受難

www.nikkei.com

******予てから分かっていた事の一つに

中国の商売は「儲かると判明すると」雨後の筍のように皆が同じ事を始める。

独創性(コピー商品)とか基礎研究(技術盗用)とか欠落している事を数え始めると枚挙に暇ない。

 

人口が多すぎることが根底にあるとは思うが、それにしても多様性を否定してきた共産党はツケを払うタイミングが来たという事なんだろう。

 

それがこの記事の「土地ATM」という指摘だ、本来収入が見込まれているときに次のビジネスモデルを構築する時期に当たるのが経済の常識(中国が非常識と言ってるのでは無い)なんだが、先に列挙した多様性の否定が根底にあるという結論で良いだろう。

 

ほぼ全ての企業には共産党が常駐していて、企業経営者を管理監督しているのだ共産党の中央集権が徹底している為に、他と違う事を出来るわけが無い。

「今、利益が出ているのだから今は儲ける時だ」利益を減らすような事は否定され

何処まで切っても「金太郎」飴の状態となっていて、多様性を否定された人民は違う事を始めると取り締まりに合い、逮捕される。

共産党の指示以外の事をしてはならないのだ。

そうした事情が「皆で渡れば、赤信号も怖くない」という行動として刷り込まれている分けです。

 

******こうした行動原理では

利益が出たビジネスモデルは急成長する、欠点は臨界点に達するのが早くその後は暴落する。

上昇スピートは臨界点の直近ではチャートが立ちあがるような伸びを示して、その後の急落は暴落という結果に繋がる。

 

ミンスキーモーメントは相場の転換点を示すだけでなく、経済に係る全ての事項を言い当てている。

中国が発展して来たビジネスモデルのミンスキーモーメントが今なのでしょう。

ミンスキーモーメントの説明は数度してますから、理解されているはずです。

 

既に通り過ぎようとしている中国のミンスキーモーメントは人口減です、

一人っ子政策」と言われていた人口抑制プログラムです、今は三人目を作るのが人民の使命だとか、手のひらを返した共産党ですが過去の過ちについてはコメントしない。

 

先進国の株式市場などでは「人口増のボーナス」という理論で知らない投資かなどいないほどの知名度の理論なんですが、中国が遅れていた訳では無く、続けていた「一人っ子政策」に異論を挟むことが出来なかっただけの事。

一人っ子政策」を続けて来た結果が人口増の抑制に繋がったのだから、中央政府の目的は達成されたのです、しかし経済的には「人口オーナス」の状態となってしまった。

******説明すると

従属人口(15歳未満の年少人口と65歳以上の老年人口の合計)が生産年齢人口を超え、

人口構成が経済にとって負担となってしまったのです。

年より数人と子供を夫婦2人で賄う状態です(夫婦2人の親+祖父+子供)

 

******分かり切った事でした

しかし、中央政府に苦言を言えない。

誰が決めたのか既に分からなくなっていた「一人っ子政策」でしたが、続けていく事が官僚の仕事で自ら反意を示すなどできません。

 

これら全てのミンスキーモールントが集まった状態の中国経済なんでしょう。

中国経済のピークが過ぎたのは明らかで、中国経済は底を打ったとかポジショントークが多発しているが、これらの過去の政策を方向転換したとしても数年でツケを払い経済が回復するなどと考えない方が良いだろう。

 

@「一人っ子政策」から人口増政策へ変えても「産めよ増やせよ」と容易く三人目を作る経済的余裕を中国政府から貰えるわけでは無い

 

@既に完成している「鬼城」の総戸数に人民が移り住んだとして30億人分が過剰となっている現在、マンションを壊して新たに不動産開発をするか巨大地震でも到来して過剰マンションが淘汰されなければ「再び不動産ブーム」を引き起こすのは不可能だろう。

@中国の役人の序列は厳格であり、出世するには引き立てて貰う方法しかない、過去は文官試験などてあったが、現在はワイロか親戚になることしか方法は無いようだ。

失敗は許されない行為であり、失敗しないためには仕事をしないという方法がベストなようだ、上からの指示は下へ振り責任の所在を明らかにしない。

全て「上位下達」という流れが定着しているのだ、野に下れば仕事にありつけないのだから自ら墓穴を掘るような仕事はしない。

報告は全て、成功に終わったという事になる。。。ここまで書けば気が付いただろう。

ロシア崩壊の動画をUPしてあるが「そっくり」だということが。

 

という事は中国は崩壊の道筋を歩んでいるという結論に達したのです、さてさてどうなるか。

管理人が健在な間に体験できるか、期待はしているが。

 

******人類は進歩などしていない

未だに飢餓を克服できていない、ウイルスとの戦で勝利したのは天然痘位なもんだ。

人類が発展するには世界の人口が増える必要がある、しかし食料は増えない。

生物多様性とか名言のように聞こえるが絶滅していく種は多い。

その絶滅種も宇宙船地球号の乗組員だという事を考えてもいない、暴君のようだとは思わないのだろうか。

 

これは人類が地球へのジェノサイドと言っても過言ではないだろう、既に気象的にはミンスキーモーメントを超えている。

益々、気象的被害は増加していく。

このままでは、人類は崩壊する運命をたどるだろう既にたどり始めていると考えても間違いではない。

経済は過去から積み上げたオールドオコノミーを捨て去ってMMTなどのブードーエコノミーに飛びついた、まさに勝手気まま経済理論を振りかざして未来へツケを回しているだけだ。

 

******2021年は課題山積みのまま

過ぎ去ろうとしている、潔く中国不動産セクターを破綻させれば一時的な混乱はあろうが正しい経済対策もできよう。

 

2021年の最大の汚点は各国中央銀行がお金を供給する以外「何も金融政策としての仕事をしていない」という事だろう。

 

このまま2022年が明ける、そして隠し切れなくなった不都合がバレル。

世の中、金が余れば「良くない方法で」「良くない投資先」に資金を突っ込み、溶けて無くなる。

大事なお金ではないからなのだから、必要のないお金だから、ちょいと欲を出して増やそうと考えるのだ。

其処に住み着いている「魑魅魍魎」の餌食となり、気が付いた時は既に騙されていた。

何時まで経っても分からない奴は、分からない。

そして、そんな輩が突っ走って、見たことない現金を掴む。

知ってる輩は無謀なことは出来ない、だから出世もしない。

勢いとは「そんなものなんだ」、「時代の寵児」(じだいのちょうじ)とも言うが

 

過去は紀伊国屋文左衛門がその人である。

 

******2021年から2022へ渡したインフレは

2022年の一年間でどの様な姿に変わるのか、これが2022年の最大のリスクだろう。

 

各国中央銀行が金融政策を実施すると(資金供給以外の)オーバーキルとなり、一転してデフレorスタグフレーションとなる恐れがある。

 

******説明すると

各国中央銀行に現在執務しているアナリスト、事務方、お偉い方の全てがインフレ未経験なはずなんだ(GDP以前のGNPが使われていた時代)

1983年にはインフレは先進国では見られなくなっていた。

 

日本とアメリカのインフレ率の推移

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経験していない経済状態だから「異常な支出」に躊躇せずにお金をバラ撒いたのだろう

将来のツケが見えていなかったということなんだ、それでインフレは一過性だと数ケ月先の経済状態も見えずに言い続けたというわけだろうと推察する。

毎月に出るインフレを推し量るCPIの値を固唾をのんで見守っていたというわけなんだ。

貧民にとってインフレは増税以上の悪です、ある程度の収入があれば支出を抑えれば生活は出来ますが、ギリギリの生活なれば食を削る以外には方法が無い。

 

今でこそ死語となった「栄養失調」という言葉ですが、管理人の幼齢期は普通に使われていたし、同級生の多くが「栄養失調」でした。

学校給食を法律で制定したのも子供の栄養失調を防ぎたいが主題でした。

 

各国中央銀行に執務されている方々はほぼ、高給取りでしょうから貧民の生活が分かっていない。

つまりインフレの怖さを身を持って経験していないのです。

 

******経済の「神」は

神の手を市場に突っ込んで、かき回すのです。

それがインフレという手ではないかと、市場関係者は気が付いて来た。

いやいや、デフレだと言っている経験豊富な方も存在している。

インフレをオーバーキルしてデフレとなる姿を見ているのだろう、管理人にはまだ見えていない、とてもそこまでの境地には到底達しない。

 

しかし、このままお金持ちだけが得した経済は過去には無かったのだ、このまま軟着陸できたらそれが普通の金融政策となってしまうそれはマズイ。

 

2022年の経済、市場はどうなるんだろう。

2021年に無理をしなかった管理人は若干の+で終えました。

12月24日に手持ちを全てクロス(成売りと成り買い)を入れて収益の勘定を終えました

2022年にロールオーバーした玉がどうなるかは、わかりません。

 

空母の艦載機はほぼ全軍待機状態です、パトロールに出ている艦載機は金額にして数十万円です。

 

全軍出動のチャンスを待ち続けていますが、未だに到達してません。

2022年がそのような良い年であることを期待して、今年のブログを締めたいと思います

 

拙いブログに付き合っていただきありがとうございます、すぐに忘れてしまう年齢となり自分で前のブログを見て「あぁ」と思い出す年齢となりました。

2022年も変わらずにUPし続けます。

 

 

悪材料への反応

9519レノバのチャート(日足のザラ場)

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24日の終値が4600円でした、S安が2日続いて値幅制限が緩和されて29日の寄り付きが2340円、現値が2140円(11時10分)

 

普通3空きは買いですから、今日の寄り付きで突入の予定でしたが、より板が悪い。

躊躇していたら、出来高は凄い事になっているが下髭もまだついていずに下落続けている。

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今年も終わりというところもあるだろうが、この間までは優良株だったはずだ。

何が有ったのだろう、IRでは

https://ssl4.eir-parts.net/doc/9519/tdnet/2064727/00.pdf

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レノバのIRで12月10日 2021年11月の売電量のおしらせは

https://ssl4.eir-parts.net/doc/9519/tdnet/2057854/00.pdf

月別累計 計画売電量/実績売電量りチャートを抜粋します

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概ね計画通りに推移しているのだが、関連会社が選定事業者にならなかったのだけで

此れほど売られるとは、勘繰りたくなる。

 

まだ、何も分からない状態だが引き続きチェックだし安いのだから突入希望ではある。さて、どうしたものか?