イランの封鎖行動のシナリオは「実行休止」状態のようです、サウジは同国のアジア向け原油価格をバレル⒉ドル引き下げました。
ペルシャ湾からの出荷分です。
紅海通過の「欧州向け船舶」はほぼ全て喜望峰周りとなっています、フーシ派はイスラエル向けの荷物が乗った船舶は攻撃するとしているためです。
欧州経済は「インフレ加速」が予想されますが、確認は時間がかかります。
BRICS、中東諸国は、収入を支えている原油輸出にかかわる事態は控えてほしいのは普通の事です。
西側諸国と実物戦争をしなくても、十分な効果がえるられと踏んでのことだろう。
予測でしかないが、西側経済は疲弊しているのは間違いない。
アメリカは発行した国債の金利だけで「1.1兆ドル/年」の支払いが必要で2024年にはさらに増加するだろ。
少し前にUPしたEU先進国の国債発行増と合わせて、世界的に資金がタイトになる予想をヘッジファンドは立てている。
ホルムズ海峡封鎖の「脅迫」は効き目が十分だろう、それだけで原油価格の値崩れを抑える効果はある。
イラン・イラクへの人的被害に及ばない方法として「今の戦略」は十分に効果的と予想されます、連日のイランへの攻撃にも反応が薄い状態は「現在はホルムズ海峡封鎖」の必要がないということだろう。
世界的に「金利が高止まり」の予想となり、ドル円はドル高方向となりました。
インフレが再加速すると思われているEUは「ユーロ・ドル」チャートが窓を開けて上昇しました。
為替のチャートが窓を開けるのは「並大抵」の事ではありません。
やはり、2023年末までのドル安方向は反転したのだろう(一時的かも)
アメリカ経済の弱さが露呈するまでは、この流れということだろう。
様々な国で出している「経済指標」にブラフがあるのは過去のことからして普通の事です。
有名なのは「ギリシャの粉飾」です、言えることは「気をつけろ」です。