アメリカ雇用統計の内訳

JETRO日本貿易振興機構)が毎月分析資料を日本語で発信している。

それによると

5月の人種別失業率は、白人3.3%(前月:3.1%)、アジア系2.9%(前月:2.8%)、ヒスパニック・ラテン系4.0%(前月:4.4%)、黒人5.6%(前月)4.7%)と、ヒスパニック・ラテン系以外で悪化した

 

4月の人種別失業率は、白人3.1%(前月:3.2%)、アジア系2.8%(前月:2.8%)、ヒスパニック・ラテン系4.4%(前月:4.6%)、黒人4.7%(前月:5.0%)とほぼ全てで改善した。特に、白人と黒人の失業率の差は過去最小の水準まで縮まっている。

 

JETRO資料では

時系列のデータでは

 

******2023年4月が

失業率の最小値かもしれません(データ的にはもう数ケ月必要です)

主要業種別雇用増加数からすると

製造業の悪化が著しく、情報業も同様です。

 

******ロイターは

黒人の失業率に注目している、過去のチャートからしてリセッション時には吐出して黒人の失業率が上昇しているからです。

jp.reuters.com

    

black umemployment rate hits record low「黒人の失業率が過去最低を記録」

この記事は2023年4月です、その後の黒人の失業率の推移はJETROの資料から

5.0%➤4.7%➤5.6%となっている。

4月分が過去最低を記録して上昇へと移行したかもしれません、データはもう少し必要ですがね。

上のチャートから推察すると黒人の失業率は急上昇する性質のようで、そこがリセッションと大きく相関しているように見えるのだが。

 

次のテータ待ちという所です。