ドイツ前首相のメルケル氏の発言

ミンクス合意を仲介したのはメルケル氏でした。

******ミンクス合意(2014年)とは

ベラルーシのミンクスでロシア・ウクライナドネツク・ルガンスクが調印した議定書を元に合意した内容の事です。

ドンパス地方での戦闘停止の試みに沿って臨時休戦の為の合意であって欧州安全保障協力機構の援助の下に調印されたのでした。

この仲裁の立役者がアンゴラメルケル元ドイツ首相だった。

議定書の内容などは無に帰しているのでUPしても意味が無いが、メルケル氏は

固い口を開いたのだが・・・・

 

******大手メディアは

都合の良い部分だけを伝えている、見出し的には

ウクライナ侵攻は「野蛮」・・・CNN

ウクライナ侵攻「正当化の余地全く無い」・・NHK

 

メディアに誘導されるだけでの事だろう、これがメディアのプロパガンタです。

昔から続いていることで驚く事ではないのだが、少し脱線すると日本の若き世代は既にメディアから遠く離れている。

たぶん、嘘偽りの報道を肌身で感じているのだろう「政治」や「経済」のニュースすらではなく報道全般から肌感覚で理解したか、そそもそも全く関心が無いかだろう。

 

*****メルケル氏の発言の大意は

1月7日公開された独紙とのインタビューで「2014年のミンスク合意はウクライナに時間を与える試みだった」と発言した。

当時のウクライナ軍の軍事力は今ほどではなくウクライナ軍の増強に一定の時間が必要だった。。。。。と述べている。

つまり、合意の中身などどうでもよかった。。。。

 

さて、当事者のプーチン大統領はどのようにこの合意を捉えているのだろうか!!

@西側(NATO)への信頼は失墜し、そもそも信じたのを後悔しているだろう

@この戦闘を早期に終わらせる考えはほぼ無くなった

@ウクライナを焼土としても意に介さないだろう

プーチン大統領の神経は普通では無い、力で対抗しようとすれば被害も覚悟する必要があるのだ。

 

世界のメディアは「2023年に戦争は終わる、ロシアの負け」このシナリオしか示していないが大変危険だろう。

シナリオは考えられる全てを網羅し、対策はそれ以上が必ようなんだ。

欧州の政治家は全て放棄して「拳を振り上げて」ロシア非難しかできなかったのだが、今メルケル氏の発言で流れの変化を意識しただろうか。

 

少し前にUPした現在はイタリアの首相となった「ジョルジャ・メローニ」氏の動画に有る通り、アングロサクソン系の政治家は搾取・嘘は当たりまえという事で歴史通りという事だろう。

 

メルケル氏の後任オラフ・ショルツ首相は「ロシア」からの化石燃料は今後供給の再開はゼロを覚悟するしかないだろう。

それはドイツ経済の経済シナリオは元に戻らない事を意味している。

何度もUPするのだが、ドイツ国のビジネスモデルは「ロシアの安価なエネルギー」+「ウクライナの安価な食糧」+「中国の発展の享受」です。

これら全て崩壊した現在、ドイツはどのように経済を支えて行くのだろう。

 

まさか、全くの素人同然の政治家だったのかもと危惧している。

習近平が経済音痴なのがバレたと同様に、いくら繕っても経済は誤魔かせない。