米国内製造業者の販売品目(約1万品目)について、価格を測定した指数(1982年=100)。指数の変化(前月比・前年比)の形で報じられることが多い。
生産過程における3段階(原材料、中間財、完成財)についてそれぞれ測定しているが、一般的には完成財の数値が注目される。月ごとの変動の激しい食品とエネルギー関連を除いたコア部分の数字も発表され、基礎的なインフレを把握するために活用される。
消費者物価指数(CPI)に比べると注目度がやや低いが、CPIよりも早く出ることが多いため、先行指標とて活用されることがある。
PPIがピークを付けたのは2022年3月でした。
CPIがピークを付けたのは2022年6月でした。
PPIとCPIが3ケ月のタイムラグが有ればCPIは2月まで下落すると単純に考えられるのだが、アメリカの経済指標は月を跨いで数値が変化している(ほぼ全て)
コアだけを抽出すると
@コア前年比 8.3% 8.4% 9.2% 8.8% 8.3% 8.2% 7.6% 7.3% 7.2% 6.7% 6.2%
改定値 9.6% 8.6% 8.5% 8.4% 7.7% 7.2% 7.1% 6.8%
@コア前月比 0.8% 0.2% 1.0% 0.4% 0.5% 0.4% 0.2% 0.4% 0.3% 0.0% 0.4%
改定値 0.6% 1.0% 0.4% 1.2% 0.2% 0.6% 0.3% 0.3% 0.2% 0.1%
時系列では分かりにくいのでチャートだと
コアPPI長期チャート
見ての通り、高いのです。
PPIにはサービス産業が入っていません、これを加えたら更に高くなるだろう。
PPIは物価の風上の結果を表している、ここが高い位置に居続けるという事は風下のCPIはFRBの期待値への下落に時間がかかるのです、アメリカの物価高は2023年も引き続き高い位置のままだろう。
FRBは利上げを急いで来た、ここで実物経済のインフレの実態を見たいという誘惑は理解できます。
0.75%✖4回は普通では無い、近年では世界中で見られない金融政策ですからこの利上げが実物経済への影響は予測不可能なのです。
次回以降利上げ幅を落として「中休み」をするでしょう。
それが株式市場へどの様に現れるか、現段階では分からないがCPIの発表はすぐです
今日明日で戦略を建てなくては、、、、
今日の夜からネットに釘付けだにゃ。