前回UPのサマーズ元財務長官は「常に少数派」に居るが、一番当たっている。
******FRBは「オーバーキル」となっても
利上げを続けるとの姿勢から軟弱へ移行している、これがサマーズ氏の琴線に触れたのだろう。
過去のインフレの事例を見ると、オーバーキルとなっても早いインフレ鎮静化を達成したほうが経済低迷からの脱出には有利だった。
グスグスと利上げ効果を待っている間にインフレが再度進行するのが「インフレという怪物」という結果があった。
さっさと利上げを続けてインフレを退治したら、利下げすれば経済は喜んで回復するというのは正しい判断でしょう。
******インフレを知らない+金融引き締めなど聞いた事が無い世代
世界の金融市場で活躍している人々なんだ、買い方の経験しかない債券の投資家は
空売りなどしたことは無いはずなんだ、2000年のドットコムハブル崩壊と2008年のリーマンショック位しか実質金利が大きくプラスにはならなかった。
ショックがありバブル崩壊すると、すかさずFRBは金融課緩和をして実質金利はマイナス状態とし、その後も緩和的金利を続けて経済を活性化させていた。
その証明のチャートです
債券は買えば利益となったのです、お金さえ集めれば運用益が出た時代が続いたのです
******それらの投資モデルは終焉を迎えた
ここから暫くの間、金利は高止まるだろうと予測するサドンデス(金融危機)でも無いかぎりはFRBは金融政策の影響を見定めると言っているのだ。
NYダウチャートです
NASDAQのチヤートです
ダウは違和感を覚えるのだが、中間選挙の終了待ちです。
ポジショントークが多すぎます、市場混乱するだけだと思うのだが不安があると声は大きくなる。
結果は数日で判明するだろう、待つのみです。