アメリカ経済状態からアメリカの消費状態が見えない

エコノミスト達は「経済は活況」から始まり「経済は減速」していると、先々なコメントが発せられている。

 

ロイターでは

コラム:マクロデータで分からない米国の「消費格差」 | ロイター

このマクロとは「政府、企業、家計を一括り」にした、経済社会全体の動きのことです。

マクロ経済の対義語として「ミクロ経済」がある。

家計(個人)や企業を最小単位としてその行動や意思決定がどのようになされるかを扱う経済学

 

国家経済を大まかに(最大限に大きく)掴むにはGDPという括りが一般的てす。

アメリカの四半期GDPは2期連続でマイナスという結果となってます。

2021年第四半期の結果の6.9%から急減速した理由は分かっていない、アメリカの経済データは様々な憶測を与えてくれているからなんだが。

例えば

グッチに代表されるケイリングの決算を見ると

アメリカでの売り上げは前年比+71%で絶好調です。

 

アメリカ経済全体が2期連続マイナス成長の中で高級品の売り上げが好調という相反する経済現象が存在する事は過去ほとんど発生してないのだ。

エコノミストアメリカ経済の評価に対して迷いがあるのだろう。

 

******アメリカは経済全体に占める富裕層の割合が吐出している

インフレは貧民層には貧困を与え、富裕層にはストック価格上昇という恩恵を与える

管理人の勝手な予想では、インフレが経済階級に与える影響がアメリカ経済全体がそれらの経済事象の合計となる。

どの経済階級を見ることによりアメリカ経済が活況なのか減速しているかの違いなんだろう。

そして、時間経過でどのように変化して行くか予測が様々なんだろう。

 

例えば

ウォルマートの発表している予測では、ウォルマートの顧客は生活必需品以外の支出を減らしているというコメントの後には高級な生活必需品が売れているというコメントもある。

富裕層が普段は買い物に行かないウォルマートへも行くようになったのだろう。

 

メルゼス社は高級車の販売予想を7月27日に引き上げている。

 

インフレがアメリカ経済に与えている現象はこれから日々変化するだろう、FRBの対応で急変する事もある。

現時点で、次のGDPがどう変化するかの予測は難しい、多分だれも当たらない結果も有りうる。

発表されて見ないと、まったく分からない。

 

各国GDPで分かっている事実は産油国へお金が流れたというのだけは間違いない。

それはアメリカを筆頭とした中東からロシアへも流れたという事なんだ。

 

産油国である、日本・欧州非産国の経済状態は今年は見込み無い。

それよりもインフレを止める手立ても利上げしか方法が無いという難点がある。

 

日本経済もコア・コアコアを除いたインフレ上昇は時間経過でコア・コアコアへも影響を与えるのは確実なんだ。

それの時間差攻撃はもう既に始まっている、日本で救われている事象は首都圏の人口減が進んでいる事だろう、これは住居費の増加スピードが減少するという事に繋がる。

 

日本のような家計収入が増加しない国においてインフレ進行は経済全体のバイが減少続ける事に繋がる。

コロナで飲食店の減少が起きたので、統計的には表れにくくなっているが国内企業の生産活動は減少しているだろう。

 

これら全て、コロナから発せられた事象であるのだからコロナの影響がほぼ無くなるまでは次の経済環境へとは移行しない。

@日銀が続けている大規模金融緩和の最終結末がどうなるのか?

FRBが過大に供給したお金は

@次の代替エネルギーもままならない状態で2050年脱炭素だけ決めた欧州主導のエネルギー政策は崩壊した。しかしドイツは意固地になったままです。

 

目先も見えない政治家が出現したのも、訳が有るのだろう、もしくはそれらの政治家が必要な時代なのだろうか、最悪の結果(世界大戦)に進む前段階なんだろうか。

大変な時代となったのは間違いない。

 

******目線を変えて

イギリスではハイブリットを含めた化石燃料エンジンを作る会社は必要無いのでイギリスから「出ていけ」という社会現象が生まれた、当然トヨタが対象なのは明白です。

それが電気が足りない、高価格となるという事で、真反対の現象が起こりハイブリッド

は次の時代(脱炭素)までの経過措置で必要なんだという事になりそう。

ナンチャラ無政策のイギリス議会。

イギリスを含めて欧州ではトヨタは「目の敵」となっています、ハイブリッドエンジンは世界でトヨタだけが大成功しているエンジンなので、これが幅を利かせたら他社は敵わないのですから、出ていけという大合唱となっている。

 

******ドイツでは

稼働している原発は残り3施設です、「緑の党」は絶対に廃止政策を変えないつもりで

連立政権崩壊危機となっています。

発電をどうするのか議論はEUが総力を挙げて天然ガス消費削減で余りをドイツに回そう、、、、こんな事アリ?

 

******こんな事は通用しないだろう

しかし、現実に議論されている。

冬前でまだ各国とも困っていないから出来る空論でしょうねぇ、さらに世界で顰蹙をかってまで買い漁ったLNGは温かい国(貧困国)には朗報だったようだ。

たまには良い事もある、その収入増で小麦価格上昇に耐えられたから。

地球は狭い事だけは「よくわかった」。

 

******地球規模で

大混乱となっている、これが何も起こらずに収束するなどと根拠の無い期待は抱かない方がよいだろう。

何か有って当たり前だろう、人類にそれほどの英知は無いのだし有れば混乱などしないだろう。

 

投機として見れば、混乱こそ儲けるチャンスです。

それが見えるかどうか、