経済指標+ETC

回復の兆しもなく悪化続けているミシガン大学消費者信頼感指数です。

蛇足ですが和訳ですから「消費者態度指数」としているサイトもあります同じものです

 

この指数が下落続けている最大の原因がインフリ率です、給与の上昇分より大きいインフレ率ですから貧民の暮らしは「物価上昇分(インフレ率)-給与上昇分」この数字がマイナスに沈んでいるアメリカ国民は生活が苦しい。

 

もともと給与が良い階層のアメリカ国民との割合でミシガン大学消費者信頼感指数の下落が続きます、インフレ率が低下すれば割合に変化が出て生活の苦しい国民が減りますのでミシガン大学消費者信頼感指数の低下し底を切るタイミングが到来します。

 

CPIはコアを重視されているような報道が数多ありますが、消費者にとってコアだろうが全体だろうが関係は無い。

「物価上昇分(インフレ率)-給与上昇分」がマイナスになるかプラスに変わるかだけの事です。

******もっと表現すると

エコノミストミシガン大学消費者信頼感指数の決定権は無い、この指数が改善しなければアメリカの消費は回復しません。

GDPの70%以上を占めているアメリカ国民の消費態度がアメリカの経済減速の先行きを決めるのです。

リセッションとなるのか(既にリセッションは確定したが)恐慌(depression)まで進むのか、これを占うにはこの指数は過去において一番の指数でした。

 

******ミシガン大学期待インフレ率

高止まりしている、市場ではエコノミストが0.1%下落しただけの事を「鬼の首」でも取ったようなコメントを出しているが、誤差の範囲でしか無い。

相場を上げたいと願う向きには好材料に見えるのだろう、望遠鏡で遠い未来の好材料を探しているのであろう。

経済悪化が続くかの見極めは期待インフレ率の持続時間です、短期で終われば期待インフレ率が高くとも問題は小さいという事です。

という事で、この指数の即効性は無いんだ。

 

******俄かエコノミストが氾濫し始めた

Youtubeには「良いね」だけを目的とした嫌露・嫌韓・嫌中サイトがメジロ押しである。

遠い国の戦争で、事実を伝える報道機関は日本国内には皆無となっている。

視聴率だけを目的とした報道を目指している日本の大手メディア、テレビは衰退しラジオは一部のファンだけが聞いているだけとなった。

少し前にUPしてあるが「マルチメディア」という文字が報道から出始めた頃はテレビが衰退するとは思いもせなんだのだが、実際にマルチメディアが浸透するとメディアにも時代の流れが押し寄せている。

 

メタバースはこれからの時代を席巻するだろうか、多分管理人は「黄泉の国」の住人になっているだろう、私事だが昨日は地区の草刈りでした気が付いたら最高齢となっていた。移住して12年も経たようだ。

動きにくくなった身体は今日になり悲鳴を上げている。

 

脱線しました、

ロ・ウ戦争は開戦から5ケ月経過して終結の影さえ見えない状態で、欧州経済は悲鳴を通り越してお金持ちは欧州からの離脱(短期)となりつつある。

このままでは温かい。スペイン・北アフリカへ冬になる前に逃避するだろう。

EU+NATOが仕掛けた対ロシア制裁は効果は少なく、逆に食糧+エネルギーの逆制裁で一般国民が疲弊した。

それらの証拠は英国・伊国の首相の辞任という結末で次はドイツ首相が辞任しそうだと噂まで有る。

お金持ちが逃げ出せば経済は疲弊する、当たり前の事です。

 

ロシア制裁のニュースに速攻反応したのが日本のメディアでした、それ見た事かと挙ってロシア非難の記事をトップニュースとして報道を始め、テレビは早朝からロシア非難とウクライナ可哀想以外はニュースでは無いような報道ぶりです。

 

当たり前のことだが、ロシアからの制裁は下る。

サハリン2の権益は失いつつ有り、民間企業の業績は失墜する。

ほんの数ケ月先の未来が見えないような政治家+報道機関となり下がった。

どの様な経緯で目先しか見えなくなったのだろう。

これらを総称して「コンビニ現象」と名付けて見たが、、、便利になりすぎて生活力を失った現代人を総称して表現して見た。

 

コンビニに行けば「全て有る」無い物は無い。

他の店舗の選択肢を忘れた、現代人です。

遠い親戚より近くの他人、、、「遠い大規模スーパーは週末限定モデル」という時代となった。

何方の店舗も無い離島在住の管理人だが、PCのブックマークには「アマゾン」と「ヨドバシ」はクリック数も最大です。

ヨドバシは最速だと翌日に届くのだ、だだし7のコロッケバンは届かない(一番好き)

玄関まで届いて送料無料で離島のお店より安い、離島でも生活力が失われつつある。

 

******何事にもピークはある

その昔、バブル経済の日本の真っただ中に居た管理人はこの経済は永遠に続くと思っていた、なんとなく違和感は有ったので破産はしなかったが。

 

この便利さMAXの日本経済は今がピークだとしたら(仮定)先々はどうなるのだろうか

数ケ月前からシナリオを考えている。

まだ、手掛かりが無いのだが考えていなければ手掛かりに気が付かない。

ブログにUP出来るまでに成長するだろうか???