民間債務GDP(直訳)
ダンさんが解説しています。
******内閣府も民間債務からみた世界経済のリスクの点検
リリースしている
第1章 民間債務からみた世界経済のリスクの点検 : 世界経済の潮流 2018年 I - 内閣府
第1章第一節から第3節まで。
かなりの力の入れようです、全て理解するには数日必要な情報量です。
第3節に民間債務問題の要約と結論が有りますので、途中を飛ばしてこれを読むのがいいのかもね。
2017年に作れた資料ですから、既に4年以上経過して更に注意が必要となっている。
******2021年までの債務のチャートは
内閣府の2017年にまとめた中に有るように新興国の民間債務残高は危険ラインまで到達しているようだ。
これらの債務残高がインフレにより、返済困難な状況となるはずでしょう。
「世界経済回復の重荷となる民間債務」として見解書・論評を掲載している。
******日本の飲食業界を見ても
コロナで時短営業・休業を余儀なくされた結果、補助金だけでは補填出来なかったある程度の規模以上の店舗では倒産や廃業がかなりの数に上って連日報道を賑したが、それを乗り切った企業でも借入金が増加しているのだ。
既にUPしてある3無融資を使って対応したが、3無と言っても返済しなくても良いというわけではない。
******東京商工リサーチ社からデータとして
国内107銀行、コロナ関連支援で中小企業向け貸出額がでている
国内107銀行、コロナ関連支援で中小企業向け貸出が過去最高 : 東京商工リサーチ
2021年3月期の総貸出総額は501兆611億円とあった。
これを10年で返済するとして50兆円/年となる、とはいえお父さんにする企業もこれから増加するであろう、お父さんにして再出発してもコロナという非情事態ということで後ろめたさは無いだろう。
国庫から見ても、筋が通ったお父さんなら消却すれば良いだけの事である。
だだの紙切れ、もしくはPCの上にある電子データが消えただけなんだ。
MMTとかで無尽蔵に溶ける資金より、ずっと社会の役に立ったデータで有ったのだから。