中国人民銀行の人民元増刷

中国経済の減速は誰しも認める所となりました。

1ケ月ほど前のNTDTVJPです

www.youtube.com---------------異論は多数あります

中国人民銀行人民元増刷です、外需が減った分内需を加速させている。

確かに、一つの方法ですが残念なことに今の中国の債務返済に必要なのは米ドルなのです。

日本円から考えると「人民元をドルに換えればよい」

簡単ですよねぇ、しかし無尽蔵に発行を続けている人民元をドルに交換しようとすると人民元の暴落が待っています。

人民元相場の維持は中国経済にとっては絶対必要な事案なのです。

当然、人民元の国外持ち出しなど許可されませんし、外貨の持ち出しなど死罪ものです。

--------人民元は二つあります、国内用と海外用です。

初耳でしょうね。

オンショア人民元とオフショア人民元です。

オフショア人民元は厳しく管理されています。

rmb.bk.mufg.jp

*******中国企業中央政府はドル獲得が急務です

今までに発行した債券はドル建てがほとんどでユーロ建ても増えました。

それ故、2020年と2021年の返済に必要なドルの手当てで苦労しているのです。

海外向け国債社債の利回りは増え続けています。

例えば2年物の社債の利回りは危険ラインの10%を超えてきたようです。(又聞きです、証拠の提示出来ません)

---------国内向け人民元は増刷可能なのですが

これが海外に流失すると人民元の暴落に繋がる為

オフショア人民元の流通量に急変はありません。

---------中国は資産の流失に厳しいのですね。

その為、中国で成功したとしても外国人は資産持ち出し不可能なのです。

--------------------結論は

中国は内需を活性化しても得るお金は人民元でしかないので、対外債務返済の為のドルを得ようとすれば外需しかないのです。

 

その外需は米との貿易戦争で減速しています、2020年と続く2021年の債務返済はかなり厳しいと予測します。

www.sankeibiz.jp

ドル人民元レートです

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危険ラインの7元ラインから戻りました、管理人は単純に信じてはいません。

債務返済に苦しんでいる事実と国内向けとは言え人民元の増刷が確認されている時に危険ラインから戻るなんて「チャンチャラ可笑しい」と感じてますがね。

--------人民元レートの根拠は

無尽蔵に発行されている人民元が何故に暴落しないか

人民元レートの根拠は米国債保有が根拠なのです。

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米国債保有残高は米財務省が出している資料から

信用ではます。

しかし、金の保有量は中国人民銀行の資料です。

単純に信用して良いのか疑問符がつきますね。

ドルが欲しい、単純に米国債を売れば手に入ります

しかし、人民元相場が崩れる。

その為、金を買ったと思わせている。。。だけ

---------何も信用できない中国のこと

有っても不思議でもなんでもないのね。

国家が粉飾するのは、ギリシャ、イタリアでじっくり学んだはずの国際社会ですが、今回はどうなんでしょうか。

人民元レートの行方から目が離せません。