月足チャートです、注目は出来高です。
NASDAQ(相場)が急騰するのに必要なのは出来高で間違いないです。
その出来高に不穏な動きが出てるのです、週足のチャートを表示させると。
出来高が極端に減った週があります。
コロナショックから近頃までに出来高に変調が出た週は有りませんでした。
2週で出来高が戻りましたがコロナショックの大底から3倍となり、相場を維持していく資金量に問題が出るはずです(テーパリングが開始された)
20年~30年債の超長期のテーパリングの開始をFRBは渋っているのですが、全体の資金量は徐々に減っていくのですから、高値の維持に変調が出ても不思議ではない。
買い方は徐々に利益確定をし、相場も維持する方向を模索するのでしょうが上手に出来るのか、疑問はあります。
******世界にあるジャブジャブの資金は
中国に行っていたようだ、中国の債券(国債、社債)の利回りが魅力的だという事でしょう。
普通に考えても、高利回りを続けていけるわけがありません誰かが最後のババを引くのです。
中国の債権総額はロイターによると中国のGDPの303%となったようだ。
この内のどの位の額が不良債権化するのか、三菱総合研究所作成の民間債務のチャートは
2020年3月3日の作成ですから、まだ増加しているでしょう。
このPDFのアドレスは
https://www.mri.co.jp/knowledge/insight/dia6ou000001wrek-att/mer20200303.pdf
中国のデータの正確性には疑問があり、表示されている総額は少なめと見ていたほうが良いでしょうね。
この額のどれほどが溶けて無くなるのか、公表されている中国のGDPは14.72兆ドル
1.678兆円ですから、普通に考えても天文学的数字としかのデータはありません。
******誰が考えても維持不可能な債券利回りなのですが
アメリカの投資家の多くが中国の債券へ投資(投機が正しい)していたのだ、自分だけはデフォルトの被害にあわない、、、と考えていたのだろうか。
週末の間に情報を探したが、見つからなかった。
良く解説している動画がこれでした。
******資金は貸し手と借り手の力関係は
倒産近くまで追いつめられると「借り手」の方が力関係では上となる、何時の世もお金に執着した方が力関係は弱い。
何としてでも損失を少なくしようと努力しても無駄だなのだ。
恒大集団は2022年の春には完全な破綻状態となるのは間違いない、その時に冬季オリンピックの時期なんだ。
恒大集団は社債の元本の返済が始まる、資金は無い。
果たしてどうなるのかは全くわからないし、過去に例は無い。
同時期に韓国の大統領選挙もある(2020年3月)、文政権は瓦解する予想が大きい。
大統領選の逆風を反日でなんとかしようと考えたようだが、日本からは完全無視となり
外国企業(日本を含む)の韓国撤退で韓国経済はガタガタとなっている、収監していたサムスン会長を檻から出して経済立て直しを画策したのだが、何故に収監した政権を助けると思うのか、まったく理解できないのだ。
最早、悪あがきとしか映らない。
******アメリカのインフレとテーパリング開始で
世界各国は政策金利を引き上げている、金利が高くなれば経済は減速する。
個別の数字は無視で、全体の成長が減るのを確認です。
アメリカの利上げも、テーパリングの加速も織り込まない素の数字です。