9月も終わり月足チャートが確定しました

チャート分析の前にドルの強さについて再度。

ドルインデックスチャート

世界貿易が活発になったわけではないのですから、ドル高と言われても「ピン」と来なかった訳は。

ドルの需給が引き締まったままなんです!

誰が「ドルを必要としているのだろう」という仮説では、現在ドルを必要としていて、誰に支払っているのだろうか。

 

******答えは、幾つか有ります

化石燃料の支払い   これが最大でしょう(価格高騰)

@食料の輸入      世界的天候不順で食料生産が少ない(価格高騰)

@前回UPした追証の「T-ビル」

 

中東産油国アメリカへお金は流れ続けている、というのが答えですね。

これらが改善されるまで、ドルの需給は改善されないのです。

ということで、ドル高はしばらく続きます。

 

******NASDAQ月足チャート(乖離率+RSI+スロースト+MACD)

******週足NASDAQ(乖離率)

NASDAQはコロナ緊急融資で一番上昇しました(金利低下)、今回金利上昇したのですから一番大きく下落して「元の木阿弥」状態となるのが普通ですが。

 

買われている、という現状です。

予想ですが、個人投資家逆張り投資でしょうねぇ。

現時点でNASDAQ銘柄に魅力は有りません(配当無し+株価の調整不足+過剰設備投資)

 

月足チャートで乖離率=-20.24安値には居ますが、歴史的には-30以下となります

此処から更に乖離率が下がると見ると1000Pは割ります。

コロナ前の高値まで下落した所が1000P当たりです、金利高の影響を考えると更に下落余地は残ります(確実に900P台に入るだろう)

 

前回の安値6月16日の10646Pのシナリオは「余りに楽観しすぎ」状態でした。

アメリカ市場の見通しは、インフレはピークを越えたFRBはパウエルプットが有る。

FRBの高官の発言も無かったのに、市場は勝手な楽観論を網羅させて、それに乗っかっただけ(結果FRBにお灸をすえられた)

 

月足NASDAQのRSIは30の目安を切りませんし、スローストキャスは下落トレンドを維持してます。

NASDAQが大底を切った、と確認出来るテクニカルは。

@MA(6)6ケ月移動平均線が月足の下に出る必要が有ります

@MA(6)が反転しMA(12)をGCします

@MA(24)は下落トレンドから平滑、さらに上昇へと変化するのですが、月足で24ケ月

 2年というサイクルです、簡単な事ではありません

@最後に月足MACDGCする必要が有ります(これが一番大事)

 

******コロナショックの暴落時のNASDAQ

月足チャートです

フラッシュクラッシュのようなものです。

 

過去を振り返ると月足の乖離率が-30以下となったのはリーマンショツク時だけです

今回の暴落がリーマン級の大参事と言われているのが如実に分かります。

何故、こんなに大災害になってしまったのか??

 

******最大の理由は債券に有るのでしょう

40年間に渡る金融緩和の行きついた経済現象が「インフレ」でした、世界の金融を司るFRBの高官は「インフレ」を知りません!

金融緩和以外は金利を下げる事しか「知らない・やったことがない・分からない」の(3無し)高官だったという事でしょう。

さらに「インフレに対処する手立てを持っている」などと「大嘘」まで突いたイエレン財務長官の出現には「開いた口」から涎が止まりません。

 

******下落幅からし

NASDAQ以外のダウ・S&Pの月足チャートのテクニカル分析も同様です。

しかし、アメリカのインフレが凄いのはUPしていますが、それだけではない。

イフンレ進行と共に給与も増えている(インフレほどの進行率ではないが)ので、アメリカの実態経済は数値ほど深刻ではないのです。

 

結果、株式市場へ資金も入ることになる。

投資家の懐具合ということなんだ(疲弊している投資家も)+(市場最高値付近で利確)した投資家も居るのだから。

株式市場へ資金流入は続くだろうと予測する。

 

******戦略的に

売り方である管理人としては、買い戻して株価上昇したら新たに売る(戻り売り)とするか、迷う所です。

これから来るであろう、一回目の「セリング・クライマックス」がどれほどになるのか

これを見なくては、戦略がたちません。

 

******セリング・クライマックスの見えるチャートです

まずはダウの月足(ボリン+出来高

 

******NASDAQセリング・クライマックス(ボリン+出来高)

 

セリング・クライマックスの条件として

@月足でボリンが-3σまで下落する

@出来高が吐出する

 

ボリンジャーバンドの見方はUPしてあります、再度UPすると

ボリンは正規分布グラフをそのまま適用しただけの物、釣鐘型のグラフです。

普通の株価の動きでは-2シグマから+2シグマの間に収まる株価です、つまり株価として現れる確率が95.4%という事なので、これらから逸脱する株価は全体の中で4.6%しかありません。

それも両側足して4.6%ですから、マイナス3σ(シグマ)が出現する確率は2.3%なのですね。

という事で、異常な株価ですから-で出現したら「買う」+で出現したら「売る」のは当たり前です。

 

******因みに

このボリンの異常値と需給の異常値(信用評価損率-30%)だけを狙って投資すると

勝率は100%となります。

証券会社などは絶対に口にしません「奥儀」ですね。

 

******何度もUPしています

旧財閥系の投資会社(非上場)は東京の一等地に美術館を運営しています(現在閉館中が多い、コロナだろう)

その一等地の固定資産税を考えただけでも気が遠くなるのでが、誰も前を通っても気にもしないのだ?

 

管理人は貧乏症で、ついつい「ランニングコスト」を計算してしまう。

「税金」+「人件費」+「電気代」+「建物償却費」+「新たな美術品購入費」等です

当然、それらに掛かる費用をどうやって調達(稼ぐ)するのだろうか調査を続けて数十年。

かなり前になるが、ほぼ解明したのが上記の投資方法です。

絶対に損失を出さない(誰も信用しないのだか、それは調査不足)投資方法が有ったのです。

幾つかの投資手法が有りますが「奥儀」の範疇に入ります、管理人的には資金不足ですのでとても無理。

 

という事で、投資的に100%の利益という手法が有る。

という結論です。

 

******結論はセリング・クライマックス待ち

 

この先、債券の分析が必要ですが、。。

NY市場をみてるので寝不足疲れた