アメリカ貿易赤字がGDPのマイナスの原因

 

米国経済分析局と米国国勢調査局によると、米国の月次国際貿易赤字は2022年3月に増加しました。輸入が輸出よりも増加したため、赤字は2月の898億ドル(修正)から3月の1,098億ドルに増加しました。以前に発表された2月の赤字は892億ドルでした。3月の商品赤字は204億ドル増加して1,281億ドルになりました。サービスの黒字は3月に4億ドル増加して183億ドルになりました。

 

チャートのアドレスは

https://www-bea-gov.translate.goog/?_x_tr_sl=en&_x_tr_tl=ja&_x_tr_hl=ja&_x_tr_pto=wapp

 

******2022年アメリカGDP第1四半期のマイナス

当初、アメリカ国内生産の減少と見ていたが実際は輸入の増加が原因でした。

速報値ですので改定されるかもしれない、参考までにという事なんだが世界のサプライチェーンの分断で輸入物価は更に上昇の可能性もあります。

 

甘めの予想はインフレは2022年末には低下して行くというようですが、それはFRBの予想であって今までミスジャッジを続けているFRBを信用していると損失発生の危機ともなります。

 

******若林英四氏のNYからの便りが更新されてます

www.trade-trade.jp

少し抜粋させていただくと

「株式市場は巨大なレバレジの崩壊が始まりかけている」

NASDAQ市場は既に30%以上の下落となっているが、氏の見立てはレバレジの解消はまだ続くと言っているのだ。

 

確かな所、アメリカ市場のセリングクライマックスは出現していない。

NASDAQの日足チャートです、出来高を伴っての暴落は出現していない

 マージンコール(追証)が発生して手仕舞いするしか方法が無い状態には追い込まれていないというチャートです。

FRBが供給した膨大な資金はまだ蠢いていて、投資先を探しているのだろう。

速めに売った投資家が資金を手にして投資先を探しているのでなかなか暴落とならないのかもね。

現金(ドル)で持っていてもインフレで8%も減価してしまうのだから、投資先を探しているというのは事実だろう。

 

FRBが紙屑のように発行したドルがインフレで減価して行くのは仕方ない事だが、それにも増して円が対ドルで減価して行くなら円はさらに紙屑に近い存在となっているのだ。

世界的に見れば円の方が紙屑に近いという事です、だだし日本のいう閉鎖された社会では円(ガラパゴス紙幣)は使い続けられる。

 

そんな急激の円安も有りドルから見て日本株は安く見えるのは間違いない、という所で海外投資家の日本株買いは続いている。

日本株が下げにくいのもこれが原因とも言える。

投資主体別売買動向てず、海外投資家分と日経平均のチャートです

海外投資家は3月5週から買ってます、普通なら相乗りして買い方となるのですが

アメリカ市場が下げそうだったので、相乗りしてませんと言うか売り方のままでした。

5月13日までは、来週はまだ分かりませんが明日当たり分析します。

 

******日米欧ともにハイパーインフレにはならないと言うが

世界には急激に弱くなりつつある通貨がある、ウォンなんだがチャートは

韓国の過去の金融危機まで遡ったチャートを表示している。

チャートは金融危機になる姿を現している、チャートが立つという事です。

これらを見れば韓国の金融危機を察知出来そうだが、経済規模で世界第10位です(IMF

 一位はアメリカで中国、日本、ドイツ、英国、インド、仏、伊、カナダ、韓国、ロシア

となります。

ロシアも金融危機一歩手前の状態です、韓国まで金融危機となれば世界経済的に危険信号がともるでしょう。

 

韓国ウォンもウォッチの対象に入れるべきだね、資料が多くて大変ですがね。

 

******ここに来て相場が怪しくなると

根拠の無い楽観が出てきます、相場は回復するというのだ。

近頃、コロコロと日に何度も相場感を変えているブログ投資家がいるが、デイトレーダーでは無いのでアメリカ株の一喜一憂に相場感を変えても利幅を取れやしない。

そんなに簡単な相場では無いのだ、大きく資金を突っ込んで数円の利幅を取ったとしてもコツコツ儲けてドカンと損失を出すパターンとなる。

 

損失のリカバリーに血眼になるようなら、お休みしていた方が楽だと思うのだが。

 

QTはこれから始まる、世界の相場は回復などどの口に言わせるのだろうか。

買い方としてある程度のトレンドに乗れるのは早くて秋以降だろう、落ちて来るナイフは掴まないというのは鉄則だがね。

 

******世界の投資家が持っている資金は

中国で溶けて無くなった分だけで金融危機になるかも、当初はそんな風に思われていた

しかし、債券の投資家は根を上げなかった、耐えきったようなんだ。

今では、誰も口にしなくなっている(しかし大分凹んだはずだが)

 

そして、ハイレバ投資で爆騰していたNASDAQ市場は30%以上も下落している。

此れでも根を上げない大手の機関投資なんだ、いったいどれほどの資金が出回っているのだろう過去には無かったことなんだ。

感覚的に追いついていかないのだ、4月分のマージンデッドが出なくては判断できそうにもない。

マージンデッドはMarとなっているので3月分までですが、

S&P500の Marlet Cap(時価総額)は5月11日まで表示されてます。

時価総額は大分落ちて来ました、暴落とは言えないですがね。