花様年控股集団(ファンタジア・ホールディングス・グループ)

4日が満期だった社債2億570万ドル(約229億円)相当を償還できなかったことを明らかにした

花様年は発表文で、経営陣と取締役会は今回の未払いによって「想定されるグループの財務状況や手持ち資金への影響を見極める」と説明した。12月償還債の価格は約30セント下落、短期借り入れでさえ返済できるのか懸念が高まっている。

 

******落ちて来るナイフは掴むな

日経平均の週足チャート(大きな流れ)

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価格帯別出来高MACD+トレンドスコア

チャートはかぶコム様エバーチャートです。

 

@価格帯別出来高では現価格から下へ24000円が出来高が薄い

@MACDは売り転した所です

@トレンドスコアは下落トレンドが出る寸前

 

日経平均の日足チャート

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海外勢を巻き込んでの選挙応援プログラムは行って来いで終了しました、河野総理誕生のシナリオが崩壊した結果だね。

 

@価格帯別出来高では26400円から23900円が出来高が薄い

@9月17日にはMACDは売り転

@トレンドスコアは下落トレンドが発生中

 

******日経平均

週足で下落トレンドに入る可能性が多い

予測でしかないがFRBの金融政策の変更と新総理の課税政策は多大な影響がでそうだ

それにプラスされる多種のエネルギー源の価格高騰はインフレに影響が与える。

 

ECB政策委員会メンバーのホルツマン・オーストリア中銀総裁は、

サプライチェーン問題が長引く公算が大きい中で、消費者物価の上昇を一過性だと思い込まないよう注意しなければならないと述べた。

 

正直なバンカーです、FRBに爪の垢を送った方が良いだろう。

お呪いより効き目はある。ホルツマン氏はECB当局者の中でも最もタカ派なんだ。

EU圏のインフレ進行も危険区域に入りそうなんだろう。

 

サプライチェーンで唯一コロナ感染者数が激減しているインドは石炭価格高騰により

電力危機が迫っている。

www.nikkei.com

オーストラリア産の石炭価格は急騰中です

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******オーストラリア産の発電用石炭の代替品は無いとは言わないが

産出量を急速に増やすしてオーストラリア産と代替出来る所はほとんどない。

中国は意地でもオーストラリアから再度輸入量を増やすことはしないのだが、実際には第三国経由でオーストラリア産石炭を輸入している。

手数料が上乗せされるのだから価格は高騰する、発電コストと支払うドルに多大な影響を与えている。

 

これらは推測値ではない

豪州石炭輸出額は前年比2.2倍の 464億7,100万豪ドルとなった。 輸出額の増加は,一般 価格が前年比約2.5倍(1トン当たり約50豪ドルから約 125豪ドル),原料価格が約3倍(約100豪ドルから約 300豪ドル)と急騰したことによる。

 

オーストラリアは中国との直接貿易減少の影響は全く無い、それ以上に貿易収支の改善が見込まれる。

 

オーストラリアは世界で唯一、輸入ゼロでも国を維持できる資源国なのです。

中国に喧嘩吹っかけられてもビクともしません。

中国に見る目が無かったという事だね。

 

******悪材料が目白押し

それでも買い手(落ちて来るナイフを掴む)があるのは市場に資金が豊富なのだろ、此処から再度下落すれば

落ちて来るナイフを掴んだ投資家は焦り始める。

 

一連の悪材料の芽は2020年には発生していた、始まりはFRBと日銀の大規模金融緩和なのだ(諸悪の根源)

何処まで派生してくか中央銀行でも分からない、波及先を確定できるツールは無い。

 

******多くのヘッジファンドは10月締めの

11月決算です、簿価決算は出来ませんので社債の下落は10月末の価格で計上する必要があります。

中国の社債で損失計上しなければならないヘッジファンドは最悪ゼロ計上(無価値)になるのかもしりません。

赤字決算など出来るわけがありませんので(投資家は逃げ出しますので解散になるね)プラスの株式を売って赤字の補てんをします。

 

利益の出ているアメリカ株や日本株は売り浴びる事となります。

コロナ以前の決算は長い間順調でした、ヘッジファンドの2020年の決算は急速な戻りとFRBの債券買取で事なきを得たのですが、2021年の決算は暗雲たなびく決算となりました。

特に金利低下をカバーすべく高金利の中国社債市場へ雪崩れ込んだのが災いしたのです

10月15日が一般投資家の解約申し込み期限です、どの位の解約申し込みになるのか分かりませんが、相場がピークを迎えたと一般投資家でも分かりやすい相場となってますので、解約ラッシュなのではないかと予想した次第です。

 

ヘッジファンドの売りは今月中は続くのではないでしょうか(予想ですがね)

此処で買いの手を入れるのは「落ちて来るナイフを掴む」可能性はおおきいてしょう