このままではトヨタ自動車一人勝となる。
サプライチェーンの強固なこと、その末端までの技術力の高さ納期の性格さは世界一なんだ。
打ち勝つには土台をひっくり返すのが簡単なのは分かるはずだ、しかしそれがロシアの行動で予定が狂った。
天然ガスの供給が大問題となる、発電量が足りなければＥＶ化しても走行できない。
また、ＥＶ用蓄電池の耐寒に問題が発覚した。
中国でＥＶ自動車が寒さで走れなくなる事故が多発していたが、メディアに乗らないのだ。
中国がまさしくＥＶ化の最大推進国なんだから。
ＥＶ化途中でも銅価格は暴騰している
ＥＵが掲げる目標の2035年ガソリン車販売禁止は期間残りが多いので達成できる可能性はある。
しかも、ＨＶ（ハイブリッド）ＰＨＥＶ（プラグイン・ハイブリッド）全廃の方向なんだ。
電気モーターとなると銅の使用量は現行自動車の４倍必要となる、銅が足りないのは事実なんだ！
このままでは、銅は暴騰することになる。
******トヨタは水素の芽が出て来たことに気が付いている
方針を変えるかは分からない、銅以外で電気モーターを作れるのか？
現段階では無理なのは分かっている、将来に芽があるのだろうか？
ロシア問題で露呈したのは「政治家」は勝手に期限を区切って環境問題を定義したが技術的な裏付けは全く無かったということなんだ。
燃料電池＝爆弾
という図式は間違っていない、ガソリンは酸素が無ければ燃焼しない。
燃料電池はそれ自体、発火する。
この致命的欠陥が必要で徐々に電気を引き出し動力に変えて車が走行する。
急激に化学反応が起きないように全個体電池を開発している途中なんだ。
一方の水素は「水素脆性」と「酸素と混ざっただけで爆発」という最大の欠点を持っている。
経済的に技術的に「馬車から自動車への技術革新の時代」を投げ出してＥＶ化に特化しようとしている世界をトヨタ自動車はどんな戦略で対抗しようとしているのだろうか。
近頃トヨタもＥＶのＣＭを流しているが、本心なのかは分からない。
何故今頃ＥＶを書いているのか、日本で残された世界戦略はトヨタしか残っていないのだ！
日本の技術的世界戦略はトヨタ自動車が唯一と言っても過言ではない、あとはＯＤＡだね。
トヨタが負けると日本は沈みます、では技術が負けた大英帝国はどうやって浮上したのだろうか、それは金融立国として再浮上したのです。
しかし、その金融はリセットされそうとなっている。
原因はＦＲＢと日銀の無節操な資金供給なのだから、自分の首を絞めたという結果になるのだろう。
******世界は大きく変化しようとしている
その間で、環境・ロシア・ＥＶ・金融・不動産・宗教・アメリカの衰退・ＥＵ離脱・ＮＡＴＯ
問題噴出なんだ、どれが何処へ作用するか全く分からない。
一寸先は闇です、しかし株式市場だけは堅調と言ってよい。
お金が有り余っているだけの事で、それをＦＲＢは回収すると言っているノダ！
何故、様子見をしているのだろう。即刻逃げなければならないと言うのに。
人は普通、災害が襲って来るにも確認しなければ逃げようとしない。
東北大災害でも逃げ遅れた人々は津波を見て確認してから、避難行動を取ったのだが既に遅かったということなんだ。
管理人が株式市場で長生きしているのも、チキンが幸いしたのだろう。
相場ですから事故責任という自己責任。
逃げる所は２回はある、ということで前回の３月９日のＷボトムからの反転が最終逃げ場になりそうな気配です。
日柄は残り７営業日だろうがアメリカのＣＰＩが日柄の中に入ってくるのだ、なんとも予測が付かない状態です。
海外投資家から日本株を見ると「ドル建て日経平均」でしょう、チャートは
我らが見ている日経平均と比べて20％も安い、先々日銀が方針を買えないのだから
海外投資家が見ている日経平均には望みは無いのです。
当たり前の事で海外投資家が買ってくるには日銀が方針を変える以外には無い。
***今はドルが高いのだから
海外投資家は安く日本株を買える（ドルを円に変えて買うわけだから）、普通は買って来るのです将来的に円がドルに対して戻すとなればね。
***将来、日本株を売り、手にした円が買い値の円より高ければ為替差益だけでも利益となります
しかし、日銀の方針では更にドルが高くなりそうな雰囲気ですから海外投資家は様子を見ている、チャンスをうかがっているのです。
下落すると誰れしもが考えることで、引き上げた資金を何処へ持っていくかはその時の状況次第です。
ドルを絞れば更にドル高になる、日本株は彼らから見れば更に安くなるとね。
******ＱＴは世界的に影響が大きいでしょう
投資家のリスク許容度が投資を大幅に変化させるはずです、どうなるか興味津々といった所です。
管理人のポジションは日経平均とダウの下落でプラスに変わりましたが、そもそも投資資金が少ないのです（瀬踏みです）
ＱＴまで日柄が有ります、戦略を練る時間はたっぷりアリマッセ！
