アメリカ株の下落に対応するプットオプションがかなりの量になっているだろう。
憶測でも正解だろう、SQ通過で現物株にどの様な影響が出るのかは現時点では分からない。
ブルームバーグも伝えている
巨額オプションが18日に期限、トレーダーらは波乱に身構え - Bloomberg
******記事によると
ゴールドマン・サックス・グループのストラテジスト、ロッキー・フィッシュマン氏によると、18日が期限のオプションは個別株の合計が5450億ドル(約62兆8000億円)、S&P500種株価指数に基づく約9850億ドル、世界最大の上場投資信託(ETF)であるSPDR・S&P500ETFトラスト(SPY)の関連が1650億ドルに上る。
ここまでデカイと、一般の投資家では清算出来るのかさえ分からない。
予想だと
SQまでプットオプションが積み上がって行くのだから、現物は連れて安くなる。
SQで清算されるはずだから、SQ後は重しが外れるのだからバネが戻るようにある程度は上昇すると考えるのが普通なんだがね。
コロナショック後の爆上げが終了するが相場のコンセンサスのようになってはいる、
しかし、ジャブジャブの資金は何処にどれだけ負荷をかけているのか全容はだれにも分からないのだ。
時間経過で過去の状態は判明してくるが、「今」の状態は誰にも分からないのだ。
全部分かっていれば勝負にはならないのだが、より正確に分析している輩が投資利益を上げられる可能性はある、ある程度なら。
******言えることは
相場の終わりには、不祥事が表に出て来るのが過去からの教えだと認識している。
2021年のFRB理事が株式投資でチョンボしたのを見て、この相場は終わりだと確信したのも、過去からの教えなんだ。
まずはアルケゴスから始まった、膨大なレバレッジ取引が失敗したのが事の発端ではあるのだが、大体その後2年ほどかけて相場は暴落するのがアノマリーだと覚えている。
今日のSQもジャブジャブな資金でポジションを積み上げたが、相場が思わしくないとオプションや先物でヘッジするわけなんだ。
チャートは誰が見ても危険な香りに満ちている(暴落寸前)、今日のSQは無事通過して欲しい。