今日2本のブログUPしましたが、来週に向けての前振りでした。
来週はアメリカ株がメジャーSQとなります。
SQ【Special Quotation】とは特別清算指数と言います、株価指数先物、オプション取引等の最終決済を行う為に算出される指数全般の事です。
日本ではメジャーSQと言いますが、アメリカでは正確にはトリプルウィッチと言います(ウィッチ=魔女)
更に、クアドルプルウィッチングと言い、ストックオプション取引の最終日が重なることもありますがストックオプションそのものが一般的では無いので、通常はトリプルウィッチの3月6月9月12月のSQが波乱の日となるのが普通です。
今月は17日となります。
このSQ日に合わせて、ダウが売り込まれてきています。
ダウチャートをUPします(ケンミレチャートが海外株の表示が遅れています、コロナの為だそうです、早期の回復を願っています)
チャートは株たん(見やすいので)
10日の金曜日にダウは急落(-271ドル)してボリン-3σまで下落しました。
正規分布で-3σは出現確率としは0.27%しかありません、ここまで下落したら「目を瞑って買え」ということです。
今回も多分正解になるとは思いますが一抹の不安があり、この動きをどう捉えるかで数日悩まされているのです
悩まないで普通に読むと6月17日に-3σに到達したら翌営日から反転上昇し、7月16日は-1.5σで翌日反転上昇してます。
SQ日は6月18日と7月16日でした、両方ともにSQ日に向けて売り込まれて清算後に急騰しているのです。
******9月は17日がSQ日ですから
本来は来週に向けてダウは売り込まれていくと見ていたのですが、一週間早く-3σに到達してしまった(悩むじゃ)
これは予想ですが、前2回の仕掛け成功に合わせて、一般投資家が相乗りして来たのでしょう。
アメリカの一般投資家は普通に先物やオプションを簡単に投資できます、それらの投資に必要なチャートや銘柄毎にオプション取引が出来るようなシステムになっているためです。
SQまで5営業日もあり、ここで更に下落して行くと正規分布では考えられないような出現確率を見ることになります、普通じゃあり得ないのです。
しかし有りえないことが起こっても不思議では無いくらいに過熱している相場です、アメリカ株のマージンデッドから見ると信じられないほどのレパレッジが掛かっているからなのです。
マージンデッドは7月分までしか発表されていません8月分を待っているのですが。
株価は9月9日分まで表示されてます。
******其処へ恒大集団がデフォルトしそうなのです。
中国に関心が無いアメリカ投資家も恒大集団のニュースは耳にしているはずです、そしてインフレ気味の経済指標、14日にはCPIも出るし。
ミンスキー・モーメント(ミンスキーの瞬間)とは、信用循環または景気循環において、投資家が投機によって生じた債務スパイラルによりキャッシュフロー問題を抱えるポイントである。 ... ミンスキー・モーメントは、長い繁栄と借金による投機を促す投資価値の増大の後にやって来る
スキュー指数のピークは6月25日でした、ピークを過ぎるとVIX指数は下落しにくくなります。
その他、エコノミックサプセイズ指数は
アトランタ連銀のGDPナウは
アメリカ経済の減速を示し始めてます
バフェット指数は
限界にまで達したから上昇が止まったのでは、こんな判断も出来ます。
******アメリカ株は
調整らしい、調整も無くFRBの緩和と低金利の後押しでここまで一本調子の上昇をしてきました。
そろそろ調整してくれた方が投資しやすい、こんな感想を抱いているのが普通の投資家でしょう。
******暴落は目の前でしょう
ブログ管理人の希望的観測でしかありませんが、過去経験したことがない相場になりました。
******不味くても早く喰え
相場が熟すまで待っていたら、熟した柿は落ちてしまった。
相場の格言です。
さてさて、どうした者か悩みが尽きぬ管理人です。