過信は禁物です、しかし日米英の知識人(経済・債券・株)のほとんどは集団免疫は60%から得られると思っているようだ。
ワクチン接種の割合が日米英ともに60%(2度の接種)に10月には届きます、経済は更に回復していくと読んでいる。
******ゴールドマンサックスのストラジストのレポートは
「市場は新型コロナウイルスのデルタ変異株と中国の減速による世界的な循環リスクについて懸念し過ぎだ」と指摘。「従って、短期的には、循環資産のさらなる値上がり、つまり株高と債券利回りの上昇が見込まれる」と分析している。
******日本の総裁選と衆議院選も
自民党は菅総理の地元である横浜市長選で大敗しました、このままでは衆議院選も負けます。
少し風向きを変えて「日本のコロナワクチン接種の進捗」を見ると、6月より急速に進んでます。
先の「集団免疫は60%から得られると思っているようだ」からして、政府は衆議院選前に60%に達する予定をくんでいる。
残念ながら横浜市長選には間に合わずに大敗したと読んでいる。
現在の自宅待機で医療も受けられずに死んだ方々のことは「意に無いしてない」
医療崩壊を引き起こした全責任は菅総理にあるのだが、既に過去の事にしようとしている。
岡崎氏は「マーケットディパー」で集団免疫の60%を肯定して説明している。
集団免疫を獲得し、コロナ患者数は減少し、自民党の勝利を予想している。
このようなシナリオなら、年末には株高シナリオが浮上してくる。
シナリオの始めに必要な二階が下りたのは、不気味な流れです。
シナリオ通りに上手く行くかですが、結果はすぐに出ます。
普通なら先回り買いと行くのですが、相場にとっては初めてのコロナ衆議院選挙となります
管理人としては、ここで無理をする必要は無いということで見てるだけとします。
******7月のアメリカ経済指標は
耐久財受注、製造業新規受注ともに悪化しました、アメリカ経済の7月は減速していたのです。
しかし、2日のアメリカ株式市場は上昇でした新規失業保険申請件数が若干の減少したことで雇用状態が良い結果である。
これで上昇したのです7月の経済は過去の事、「明日に向かって撃て」みたいなイケイケ相場です。
******シラーPERは
1929年10月24日ブラック・サースデー(暗黒の木曜日)を抜いて2000年のドットコム・バブルに次ぐ値まで上昇しました。
過去の大暴落との差は「まだバブルが弾けてないのですが、市場にあるお金の量」
これが膨大である事と「まだFRBはお金を供給し続けている」
******バブルは何時はじけるか分かりませんが
結果は見えてます「シラーPERは必ず下落します」25までは。
これらから導き出せる答えは「弾けないバブルは無い」ということです。
「今を見るか、弾けたバブル相場まで待つか」
「戦略的に勝つ」前に「戦略的に負けない」ようにするには、上値の残りに群がるより
下値が大きい相場まで待つ事が大事です。
値上がり相場を指を咥えて「羨ましく」見ていることの大事さが分かるようになるには
「大きく負けたことがある」か「心臓が飛び出すくらい」驚いた相場で出会うか「追証の資金調達」に走ったことがある。
この様な貴重な経験をして相場に生き残った投資家しか分からないでしょう。
想像くらいはしてください。
人生で数度(3~4回)しかない大暴落が来るのです、数ケ月~数年で。
管理人は過去3回です、実際に体験して買い方として参加したのは2回です。
最初はオロオロしてただけ、後で相場を振り返り次からは買うぞ!
となるまでに、数年かかりました。
シラーPERは
ノーベル経済学賞受賞者のロバート・シラー教授が考案した指数で、CAPEレシオとも呼ばれる。株価の割高・割安を測る指標の一種で、過去10年間の1株あたり純利益の平均値をインフレ率で調整した実質純利益でPER(株価収益率)を計算する。
25が(割高)バブルとの境目と言われてます、25以上をある程度続けると(数十ケ月)バブルが弾けるといわれてます。
余りにアバウトな指標ですが、10年というロングスパンで実質純利益でPERを計算する指標が無いので頼りにされてます。
シラーPERにモーメンタム(相場の勢い)を加えて、毎月のシラーPERの上昇率を見ていくと相場の過熱感が見えます。
相場は過熱した後には必ず沈静化するのですから、過熱のピークが過ぎたら注意するというアバウトな相場感も必要です。
今までのアメリカ株はFRBの後押しもあり買えば上昇し、更に買うという流れで未知の領域まで上昇しました(魔界の領域)
日本人的考察(足りるを知れ)からすると、本当に必要な相場なのか。
誰の為の相場なのかと説破すれば、どんな作麼生が返って来るのか。
答えは「数ケ月から数㈩ケ月」で返って来るでしょう。
巣籠して待つ事にします。