昨日発表になってます
急上昇してますからニュースになりました、これを受けて米国債の利回りも上昇です
FRBは一過性というスタンスは変えてません。
******ドイツ・フランスも6月のCPIが発表になってます
独=0.4%
仏=0.1%
米=0.9%
並べて見るとアメリカだけ吐出しています「ひょっとしたらFRBの一過性の根拠」?
しかし、アメリカはMBS(不動産担保証券)を必要なだけ購入と2020/03/23に発表して現在も購入を続けている(2000億ドル、22兆円/月)
住宅ローン市場に資金をつぎ込んでいるので、インフレは一過性というコメントと実情が合わない。
住宅市場は裾野が広い産業ですので、急にMBS購入を止めるとパニックとなるでしょう金融緩和は始めるには簡単だが、辞めるには難しい。
行きつくところまで、行きついて市場が崩壊するのは誰でも予測可能な事なんだが、誰が引導を渡すのか、それとも崩壊の責任を他に譲る為にほっておくのか。
「神のみぞ知る」ということだろう。
******若林英四氏 ニューヨークからの便り
抜粋すると
筆者はずっと米国はインフレではなくデフレだとこの金利を見ながら申し上げてきたが、これで今期1.25%以下で期末相場が保たれると、1.77%への戻しは騙しであり
と、綴っている。
米のインフレを再度考えなおすシナリオになるのかも、もう少しアメリカの経済指標が経過を表してくるのを待たないといけにいのだろう。
早急に決める必要はないのだから。
特に、住宅(新築、中古)は価格高騰の為に売れ行きが落ちてきている地区が出ているのは事実のようだ。
まだ、売れ行き好調の影に隠れているのだが更に価格が上昇すると買いたくても買えないという結果が付いてくる。
何事も「ほどほど」がよいのだが、難しい選択ではある。
******ドル円の実質実効為替レート
青線の実質実効為替レートは過去20年間で比べて2度目の円安となっている、ドル円のレートが橙線で右側のレートと癖ベてみても約50円ほど安い。
このデータの出所は日銀である。
投機筋のシカゴ先物市場の動向は円ショート(円売り)がMAXとなっている。
この二つのデータからは何らかのトリガーで円高方向へ進んでも不思議では無い。
2021年のドル円の値幅は100円~111円で動いているので、そろそろ反転の時期が近いとチャートは物語っている。
感染した日本人の治療困難な状況を回避すべく官民挙げて努力しているのだが、救援機の派遣が決定した。
駐在員の死亡も相次いでいるので遅い! と言い出い所だが取りあえずよかった
******追いつめられてきたファストリテーリング
ウイグル問題はファストリテーリングの収益に直結する大問題(ビジネスモデル)なのだが、アメリカの警告後の株価は-0.57%と下落率からしても大したことは無い。
甘く見ていると打撃がデカイと予想するが、どうなるのか。
良品計画も中国傾斜でビジネスモデルを続けるということなんだが、日経電子版では
少し前にUPしたイオン株式会社も海外事業で中国に傾斜している
EU圏でもウイグル問題が取り上げられつつある中で、日本の会社の中国傾斜が後で事業計画の変更にあうのか、現時点では全くわからない。
かなりのリスクを覚悟しているであろう、投資として見るならビジネスモデルが頓挫し安くなったところを狙うというのが正しい。
中国の国家としてのビジネスモデルは「千客万来」だが、去る時は「全て放棄してください」という現実を何故知らないのか!
何れ「現実として降りかかって来る火の粉」だが気が付いた時には既に遅い。