2020年中国大洪水は2020年5月15日から7月にかけて50日間の大雨に見舞われた。
主な被災地は安徽省、浙江省、福建省、広東省、広西チワン族自治区、雲南省、重慶市、貴州省、江西省、四川省である。
2021年になり中国では昨年同様な被害が出始めていて、先々の天候が気になります。
日本近海の海水温分布を見ると
昨年同様に非情に高い状態となっている、地球温暖化で間違いないね。
この高海水温からの海風(高温多湿)が中国内陸部に吹くと、まだ気温が低い内陸部で大雨となります、2020年から激しくなったこの気象状況は単年で終わらないでしょう
三峡ダムの水位情報は
youtu.be今年も非常事態となっているようで、昨年の汚泥の流入が大きくダムの底に大量の汚泥が溜まり保水力は年々落ちてきています。
今年は越水(三共ダムの上部から水が超えて流れ出る状態)の危険が大きくなり、毎日最大水量の事前放水を行っていましたが下流で洪水となり対応中(??どうすんねん)
水位情報は日々更新されて「正しい値」が報道されてるようです。
******昨年に壊れたサプライチェーンは
東南アジア、インドでサプライチェーンを作り、複線化を目指したようだか中国国内のサプライチェーンの完全回復はなさそうだ。
中国のコロナからの回復を多くのアナリストが解説しているが、予想しているほどの回復があるのかは分からないこれからの被害状況しだいです。
******相場は多少の違和感があっても
Aプランを邁進していくのでしょう、大きなカベ(ブラックスワン)に突き当たるまで
洪水の影響は食糧に出ます、穀物市場の今年は
中国の今年のトウモロコシ輸入量については
トウモロコシの国際価格はまだ上昇するでしょう。
小麦は中国国内でも北の方で生産されるので大雨の影響は受けにくい。
価格は安定方向。
******2021年は経済、政治ともに先行き不安定
株式市場はボラティリティが大きくなるのでしょうが、市場の資金は大量にあるようで
24日のアメリカ市場は「株高」「債券高」「コモディティ高」の三拍子そろい踏みでした(通常のセオリーは全て無視された状態です金余りということだね)
株式市場が堅調だと債券市場は軟調という構図が普通の状態ですが、市場に金が余っているので株も買える、債券も買える、はたまたコモディティ(商品、穀物、石油、金など)も買えるというような状態です。
仮想通貨市場では大量の資金が溶けてしまいました、次は債券先物市場が変調になるのか株式先物市場が変調になるのか、何らかの変調が出なければ日米共に夏相場が大商いとなります。
既に5月は4営業日残すだけ、6月相場へ移行します。
月内最終取引日は27日の木曜日、今日を含めて3日だけしかありません。
夏相場が堅調になるか、予想がつきません。