バイロンR.ウィーン氏はブラックストーンの子会社の副会長
ブラックストーン・グループは大手の投資ファンド運営会社
1985年成立された。
******投資会社の多くが独自指標を持っています
顧客になればそれらの指標を確認できるのですが、残念ながら通常は見ることは出来ません。
そのなかでも、魔法のテーブルと言われている「米長期金利とS&P500の予想EPSとS&P500の価格のテーブルがあります」
S&P500 Dividend Discount Model
右軸が米長期金利、縦軸が予想EPS。
結果がS&P500の適正価格です。
******ブルームバーグのデータ予想では
2021年のS&P500予想EPS=164
2021年のS&P500予想EPS=191
これらからS&P500の適正株価を表から導き出すと
2021年のS&P500適正価格=2634
2021年のS&P500適正価格=2533
2021年1月8日のS&P500の終値=3824ですから31%の調整で適正価格まで下落することになる。
此処の所、アメリカ株が30%ほど調整するような記事が見られるが根拠はここなんだ。
******この指摘通りに調整するかどうかは
分かりません、そもそも調整が無い場合も暴落の場合もなんでも有りと覚悟している必要があります。
******ゴールドマンサックスの長期予想では
2021年のS&P500の価格=4300
2022年のS&P500の価格=4600
と昨年11月末に発表してます、
******市場の予測の差がこれだけ開いているのは
不確定要素をどのように組み入れるのか、まったく組み入れないのかと言うことに付きます。
GSの予想は上限の値でバイロンウィン氏は普通の状態でしょうねぇ、最後に残るは相場崩壊です。
これはコロナショックで付けた最安値=2057でしょう。
さてさて、2021年の相場はどうなるのかワクワクが止まりません。