相場の下落時ボリン-2σの坂を下り始めると、注意が必要です
長い下落相場が作られるとき、ボリン-2σの坂を利用するからです。
******上昇時も真反対のことです
ボリン+2σの坂を上るのは相場を仕掛ける時に大事です。
+3σの出現は確立的には低い、これが出現しこの坂を上るには大掛かりで無謀な仕掛けなんだ。
下落時の-3σは恐怖でいっぱいになった証なのだが、+3σは
なんとも例えようが無い、
さて今日の日経平均のボリンを見ると+2σまで買い上がると
買いは止まった、もう+3σまでやると売られるからなんだ
当然、安値引けとなるのは仕方ない。
これらを総合して考えると、この相場を仕掛けた投資主体はかなり手馴れていることがわかる。
主導権を当座握っていると思うが、相場が高くなると当然必要資金量は増える、どこかで売り抜けなくてはならない。
******因みに2021年1月のオプションの建玉を見ると
プットの建玉は26500円に20枚あるだけでそれ以上の上値の建玉はない。
オプションの投資家は26500以上は無駄だと考えているようだ。
そもそもオプションのプットに賭ける投資家はプロと言える
それ故にプットの建玉を参考にしている。
これらから、過去の手口を参考にして見るとこの投資主体は売り抜けを完了しているようにも見える。
もう一つは、相場を冷やしてその過程で提灯を振るい落としてから今度は+2σの坂をゆっくりと上るのだ。
日足を長くすると(値幅が大きい)坂は急になるので、日々の値幅は少なく、長期にわたって息の長い相場を作るのだ。
この時の投資主体はCTAではないだろう機関投資家の得意とする手口なんだ。
毎週発表される投資主体別売買動向を見るべし。
******外れる可能性もあるから話半分以下でよろしく
管理人の考えている投資主体(CTA)だとすると、短期集中型なんだが。
果たして当たるかどうか、
------本題からそれたが
ボリンから相場の上値を予想することは出来る、そして予想から外れた時の損失を計算するのだ。
一銘柄で投資すると予想が外れた時は苦しい、それを防ぐには
いくつかの方法はある、一番はロング・ショートです。
一般的なのは日経平均とTOPIXを組み合わせるのが一般的です
管理人は日経平均とコモディティ、海外株の組み合わせが多いです。
海外株のETFはダウ、インドです。
海外株で大事なのは為替ヘッジの有無でしょう、円相場が急変しそうな時はヘッジに注意です(為替ヘッジはそのうちに)
今の管理人の建玉は日経平均を売り、インドETFを買い、原油をほんの少し残しているだけ。
全体で100万円も無い、なにもないと寂しいので最小限の建玉です。
そして、超長期のパナソニックだけです(これは過去の利益で)
******管理人の相場感は
コロナショックは過熱相場を十分に冷やさなかった。
FRBの肝が小さかったからなのだが(失礼)、市場から資金をもっと吸収すべきだった、と考えている。
バブル破裂が中途半端だった故、次のバブル崩壊までのタイムスケジュールは短いだろう。
へたこくと、来年中にも破裂の可能性もある。
一方
市場が夢見ている環境は、コロナは終焉し市場に溢れた資金は株式市場へと流入する、相場は過熱してもジャブジャブな資金はNASDAQへ、現在値から150-200%の上昇もありうる。
管理人とは真反対なんだが、そもそも管理人の投資手法は「暴落待ちの全力買い」なんだ。
NASDAQの200%の上昇は大いに結構な話です、次の暴落を待っているのですからね。
安全に安く買える「暴落」大変に好きな言葉です、結構な頻度で出現するのですよ、人間の欲が暴落を作るのですから。
そして暴落は市場の資金量に比例して大きくなるのですから
ジャブジャブな資金も大歓迎なんです。
暴落!それまでの間に相場のアノマリーを十分に吸収して、チャンスに備えよ!
というところだね。
続く