市場にお金が有り余っているのが原因なのには反対意見は無いだろう、トニモカクニモお金が無いことには買えないのだから
相場では「過剰流動性相場というのだ」
******バリエーションを書いたが
バリエーションを反対に見ることで再確認できることがある
これだけでも買われていることがわかるが、このPERの元になっているEPS(1株当たりの利益)と日経平均の異常な差をチャートで確認すると
本来は相関しているものである、逆相関ということは今の相場が異常なのかは、原因による。
お金が有り余っているというのが異常の結論である。
******どんなに相場理論を説いても
買われる時は、買われ
売られる時は、売られる
昔から相場というものは人の見立てを裏切るのはいつものことだ。
それを投資戦略で補うように色々なやり方を投資家は会得しているのだ。
相場で大儲けをした御方は沢山いますが、その後の破産した方も同数程度います。
それは、投資戦略を確立していなかった。
相場で大儲けした後、キッパリと手を引いくのが戦略的には一番良いのでしょう、なかなか難しい。
日経平均のチャート
管理人はほぼこのチャートを使っています、もう数十年です。
その他も使っていますが説明も楽なのでこれで行きましょう
チャートは日経平均の(日足)、テクニカルはボリンジャーバンド(赤線で6本)真ん中が25日移動平均です。
チャートの右側には
11月24日のボリンジャーバンド(ボリン)の出現確率とその値が表示されています。
-3σから+3σまで。 σ(シグマ)
ボリンジャーバンドの±1σの範囲内に収まる確率・・・約68.3%
ボリンジャーバンドの±2σの範囲内に収まる確率・・・約95.4%
ボリンジャーバンドの±3σの範囲内に収まる確率・・・約99.7%
これをグラフにしてみると
平均とあるところが25日移動平均です、
これを逆に見ると出現確率になる(100%からマイナスするだ)
つまり-3σは0.3%しか出現確率がないんだ。
この-3σを超えることはほぼ無い。
突発的に出たことはあります、それ故に平時の取引では
目を瞑って買えとか、とにかく売って利益確定しろ。
と言われるのです。
******平時では自分の建玉(たてぎょく)(ポートフォリオ)
での相場が予想と逆に動いたときの損失がどの位出るかは簡単に算出できます。
この-3σを使ってMAXに損失が出るとどの位の損失になるかを計算するのです。
この-3σの坂を転げ落ちることは平時ではありませんから
予想しやすいです、出ても1回で終わる。
出現したとたんに買われるからです、大底だということだね。
******平時では
トレンドを作る(トレンドを作る主体はボリンを見て仕掛ける)には2σの坂を利用するのが常套手段です、提灯から見ると
「この坂をぉ登るたび、いつもため息をついたぁ~」
あぁ、始まったとね。
これが、合図なんです「提灯よ集まれ」
で、ハイハイお供させて頂きます。
と、わらわらと集まって来て買うわけですね。
これが、相場の作り方です。
この辺がわかると、平時での損失の算出方法が理解できます。
提灯のスペシャリストになるんですよ。
******異常時はまた書きます。
長くなりそうなので、ちょいお疲れモードでして