米雇用統計

事前予想と発表の数字には1000万人の差があります、数日前に発表されたADP雇用統計では-250万人でしたから、ADP雇用統計との差も500万人の差があります。

----------過去、最大の誤差です

今回の発表はFX市場、株式市場ともに注目で速報に張り付いていた投資家は多かったようです。

 

驚愕の結果は雇用統計の数字が怪しくても次の雇用統計が出るまでの間、5月の雇用統計の数字が支配します。

売り方は「買い戻し」を余儀なくされました。

NYダウは一時1000ドルの上昇でした。

--------コロナショック後に

元の経済世界に戻るなら企業株価は元に戻ります。

しかしロックダウンが経済に与える影響は見えませんから、FRBは大規模資金供給を早急に始めました。

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チャートからは約30%の資金が増えているのですから、相対的にお金の価値が下がったことになります。

価値が下がった分相対的にインフレになるのが道理ですが、そうなるとことならないところが経済です。

しかし、

このジャブジャブなお金は、経済がロックダウンしている現在

行き先は株式市場以外にはありません、債券は新規発行が無く

経済が動いていないのですから不動産市場もロックされてます

*******相対的に株式市場に

お金が流れ込んでいます、FRBは又もやり過ぎたのでしょう

ほっておけばバブルになります。

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週明けを迎えるに雇用統計の数字を何処まで反映していくのかマーケットは売り方を吸収して上昇していくだろう。

7月に発表になる6月の雇用の数字が引き続き堅調ならば相場はもう一段高の高値を目指すでしょう。

 

しかし相場は油断大敵で何が隠れているか、そもそも企業は正直だと思ってはいけません。

投資家は一発退場となるような投資をしてはいけません。

 -----------次のバスは

どんなバスなんだろうか、香港国案法から発生した米中摩擦はトランプ大統領は大統領選挙の材料としようとしている。

米中貿易協定を破棄するとは宣言してない、中国の臓器狩りを直接非難する国もなく、アベ総理に至っては習近平国賓として招待する気は満々だ。

そんなに中国は魅力的に見えるのだろうか。

 

**********米雇用統計は

しばらく相場に賑わいを与える材料となるだろう、売り方は完全に踏み上げられた。ここで買い戻しをしないわけにはいかないだろう。

相場は一段高を目指すに違いない、相場は何が起きるかわからない。

7月近くになれば雇用統計と米企業の第二四半期の決算発表となります。

ここが注目の時期で、順調に経済再開が進めば最後の買い場となる可能性は大きいが、経済再開に支障が出てくると再度相場は下落するだろう、相場は期待を織り込み過ぎているのは間違いないのだ。

 FRBは米大手銀行にストレステストを実施してている、結果は6月末に発表になる。

コロナショックの影響でこの結果が全く見えない。

現在の米銀行指数は

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順調に戻っている、リーマン時と比べても数倍早い戻りだ。

何もかも順調に見えるが、実態経済は疲弊しているのは間違いない「相場は神を欺いている」ようにしか見えないのは管理人だけだろうか。