耐久年数が3年以上あると定義された自動車や家具などの耐久財の新規受注額を、米商務省経済分析局が米国内の製造業約4000社を対象に集計した指標。
ISM(Institute for Supply Management:供給管理協会)が全米の非製造業375社の購買担当役員に対するアンケート調査を実施し、その結果を基に作成する景況感を表す指数。
アンケート項目は受注、在庫、雇用、価格など10項目。「増加・良くなっている、同じ、減少・悪くなっている」の三者択一となっている。10項目のうちの4項目、事業活動、新規受注、雇用、入荷遅延について、季節調整をかけた上で総合指数を算出する。
米商務省センサス局が全米の製造業の受注額を調査した指標。出荷、在庫、新規受注、受注残高から構成される
******雇用統計
賃金は上昇した。時間当たり平均賃金は前年同月比5.7%増と、20年5月以来の大幅な伸びを記録。前月比でも0.7%増加した。
平均週間労働時間は34.5時間と、前月の34.7時間から減少
(縁辺労働者)や正社員になりたいがパートタイム就業しかできない人を含む広義の失業率(U6)は7.1%と、前月の7.3%から低下した。
12月の雇用者数の増加幅は当初発表の19万9000人から51万人に上方改定された。
レジャー・接客が15万1000人増、ヘルスケアが1万8000人増、製造業は1万3000人増。小売や専門職、ビジネスサービス、輸送・倉庫なども増加した。政府部門も2万3000人増となった。
来月の雇用統計を見ないと確定できないが、アメリカ経済はかなり順調のようだコロナウイルス感染状況が改善してくる次の雇用統計でウイルスの影響を見定めることが出来よう。
さらなる雇用統計の改善が見られれば、FRBは思い切った行動もとれる。
******ここで気を付けなければならない事かある
FRBは市場と対話すると言っているが、市場の要求を呑むとは言っていない。
3月のFOMCで利上げを0.25%にするか0.5%にするかはFRBが決定する事であって市場の要求を呑むのではない。
2月のCPI、3月の雇用統計+CPIを見て決定するわけなんだ。
憶測で投資を決定するのは投資家の最大のミスとなる可能性が大きい、手前勝手な判断ではなく想定シナリオを幾つか用意して、それに対しての戦略が重要です。
「戦略なくして勝利無し」です、投資各社にはアナリストが居ますがストラテジスト(軍師・戦略家・兵法家)が会社の投資戦略を建てるのです。
「買い建て」「売り建て」「両建て」「休む」「撤退」これらを駆使して投資できるようになるまではトロの域を出ません。
口先だけのポジショントークに騙され、値動きに騙され、日銀やGPIFに二階まで案内されて梯子を外されるだけです。
******個人投資家の最大の武器は
決算が無いということです、相場や経済が混乱しても個人投資家が現物で投資している限りは投資先が倒産しなければ「経済は成長する」という人間の経済行動がある限り
投資成功の確率は限りなく100%になるでしょう、時間はかかりますが。
つまり、個別銘柄を止めて日経225などのインデックス投資に徹すれば何時かは勝つのです。
日経225なら、数社が倒産しても入れ替えで新たな日経225に姿が変わります。
つまり、225社は222社となっても翌月には225社に復活するのです。
それが利点でしょう。
******アメリカ経済に戻ります
アメリカ経済の活況は「お金をバラ撒いた」からなのは間違いない、インフレも同様
お金が無ければインフレになどなりません、ここが大事でインフレの経験の無いエコノミストが何を言ったところでポジショントークです。
そもそも買う金があるからインフレになる、始めにお金有りきというのが大前提です。
次に、インフレ退治をしなければ経済は大爆発(バブル崩壊)して、収縮して大不況となります。
次には、金利を下げてお金を供給して経済は芽出して、成長を始めます。
これが経済循環です、経済も循環しますし相場も循環します(人間の行動経済学)
この二つに時間差があります、相場は経済より6~12ケ月先を行くのです。
今のアメリカ経済が強いからインフレとなっていて、相場は6~12ケ月先を行くとなれば相場のピークは既に到達して経済のピークはこれからという事になります。
この循環の法則にFRBの金融政策を重ねると、FRBは金融引き締めをこれから始めて経済は縮小してインフレは終息して行く。
その過程において相場は下落して行き、FRBの金融引き締めの直前に相場は反転する。
当たり前の事を当たり前に実行するだけで、利益が出ます。
ただし。貧民投資家は資金不足でそれよる利潤も少ないのでバクチを打ちたがる
こうすればもっと儲かる、という具合だね「欲で目が狂う」のです、心理的に対処できるならチャンスは必ずやってきます。
簡単です、待つだけで良い。
相場を自分に引き付けて、全力で投資するだけでしょう全力投資が出来るまでは小銭を稼いで貯めておくことです。
どこで、それらを知る!
簡単です、個人の信用評価損益率が-30%以上で悲鳴を上げて「もう耐え切れない」投げる時。
日経平均のPBRが1.0を切る時
人生で4回はあります、その時に全力投資をするだけです。
そのチャンスまで小銭を稼いで貯めるのね、