長期の予想をしてみます

日本株が2021、2022、2023年にはどうなっているのか。

若林栄四氏が2023年9月10月にはドル円が65円と予想しています。

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相場の長期の予想は大変に難しい、GSだって1年ほどしか出さない、それも大事な顧客レポートだけ。

一般の投資家向けに長期予想をしてくれるだけで神のような存在です。

若林氏の予想はここ数年に渡ってブレたことはない、若林ウオッチャーとしては考えるだけで恐ろしいことだ。

管理人の友人の会社の苦境を考えると、話を持って行ったほうが良いのだろうかとも思うが、経済の先行きの捉え方は様々なので、どうしたものかと思案してしまう。

---------世界のお金はドブ付け

「ドブ付け」とは、塗装などでは桶に満たした塗料の中に商品を漬け込むことを言います。

そぉ、お金の樽に選択された人々が入っている状態です。

選択された方は幸せでしょうが、洩れた人は恩恵には預かれずに苦労しているはずです。

--------欲深き人々は

相場で損失を出してもFRBや日銀は債券買いや株買いで救済するが、資産を持たない人々はコロナで職を失っても救済されないのだ。

アルバイトで生計を建ている苦学生は収入の道を絶たれた、どうしているのだろうか。

昔は出世払いという制度があった。

日々腹を減らしていた苦学生が、なんとか生き延びられたのは食事を奢ってくださる方々が多かったからだ。

出世して社会に貢献しろよ、ということだ。

--------話をもどして

今回のコロナショックで相場はガラになったが、本来は救済されるような状況ではない。

欲を出した投資家が高金利のジャンク債に金をつぎ込んだ結果なのだから。

信用買いの投資家が政府や社畜のアナリストの言いなりで資金をつぎ込んだ結果なのだ。

「救済する必要など全く無い」株は下がるだけ下がればよいし

債権はデフォルトさせればよいではないか。

それよりも、資産を持たない庶民の救済を優先しろ、と言いたい。

-------貧民零細投資家の戯言なのだが

ここで、FRBや日銀の救済が後々に大問題が起こる種を撒いてしまった。

撒いたお金は、悪さをする。

損失を出した金持ち投資家は損失を取り戻そうとして、質の悪い投資先に資金を向けるのは目に見えている。

どうせ俺の金じゃない!

そもそも、それが金持ち投資家の本質なのだから。

人間の本質は変わらないのだ、丸裸になればよいのだ。

--------若林栄四氏によると

米株式市場はバブル天井を2月に終えている、大バブルが破裂し、3年下がる。

ドル円閾値の104円の後、99.01円ブレクジット安値(2016年6月24日)を切ると、とてつもない円高と予想してます。

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若林栄四氏は示されたグレーゾーンを形成して3年下がれば

2023年9-10月にはドル円は65円と予想しているのだ。

 

************管理人は異論なし

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管理人が見ている超長期のドル円のチャートでも、青線の下値限界線でトリプルボトムを形成した後にドル円は1971年から続いた360円/ドルからの大円高が終焉を迎えると見ている。

ただし、このチャートからは「何時」は見えない。

過去のチャートだからだ、若林栄四氏の見立てに同調したいと

思ってる。

---------日米の為替予想に株価を引き直すと

目も当てられない値が飛び出してきます、ダウは半値以下、日経平均は15200円が攻防値でこれを日銀が死守できなければ

12000円が見えてきます。

**************その前に

各国中央銀行が市場に供給した膨大な資金がバブルを引き起こす予想も同時にたててます。

市場に溢れた資金が悪さして、弾けないと暴落のエネルギーが無いのです。

膨れ上がったバブルのエネルギーが収縮する負のエネルギーは最後にお金持ちに逆襲して暴落のガラを引き起こすのです。

過去から金の力で社会を牛耳ったつもりの大金持ちに鉄槌を喰らわす「相場の神の手」が本領を発揮するときでしょう。

---------前前から

お金に色は無い、供給されたお金は理論など持ち合わせていない。

能書きを与えて資金供給したつもりの中央銀行だが、供給先の金持ちはダダ同然の資金を使途不明で使ってしまい、再度資金ショートさせているだけなのだ。

必ず、何度も同じことを繰り返すのだと。

そしてアホな中央銀行は他の術を持ち合わせないので、またまた市場に資金を供給しているのだ。

++++++++はっきりした話に例えると

「盗人に追い銭」という諺がある、昔から存在したこととなので目新しくは無い。

中央銀行の役人は頭は良いだろうが度胸は皆無で、目先の経済しか見えない。

一回、金持ちを丸裸にしてみろ、と言っても出来ないだろう。

それを「相場の神の手」が変わってやってくれる。

貧民投資家はそれに乗っかるだけでよい、まあまあの所で安値で仕込んだ玉(ぎょく)を利益確定して待つだけなのだ。

次はもっと安い玉を仕入れられる。

 

*************************閑話休題************************

戦後のドル円は360円/ドルの固定レートで始まりましたしかし、沖縄は120円/ドルのレートだったのです。

B円と言います。

B円(ビイーエン)は1945年から1958年9月までの間の米軍占領下での沖縄通貨として流通したアメリカ軍発行の軍票
1948年から1958年までは、沖縄での唯一の正式通貨だった。

 

アメリカ軍占領直後は通貨も無く物々交換の時代でした、それでB円が生まれた。

その後に日本円とB円の公定レートが決められて

1950年には

1B円=3日本円

1ドル=120B円と決定した。

1ドル=120B円という、日本円に比べ割高なレートがとられたのは、アメリカ軍が基地建設や駐留経費などを日本企業に支払う際に有利な条件にするためだったといわれている。
これにより日本本土から安価で資材を調達することができたかわりに、沖縄の経済は空洞化した。

 

このB円以外にもA円というのもあったようだ、管理人は知らなかった。

アメリカ軍事基地内での決済用と言われている、

ちなみにB円は沖縄以外には持ち出しできなかったといわれているが、東京でも使われた記録はある

その後B円はレートが度々変わったようだ。

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B円の画像

B円の廃止は1958年9月です。

 

この項終わり