超過CAPA利回りから見るSP500の水準

超過cape利回り(ECY)の推移とチャート・速報(リアルタイム)

 

******超過CAPE利回りとは

緑点線が3.5%です。

チャートの右端が分りにくいので時系列データは

月次データは

SP500の上昇に合わせて月次データの値が下落し、株価は割高でアメリカ国債が魅力的となってます。

利回りチャートからは過去60年ではマイナスの値も出現していますので、超過CAPE利回りが更に下落しても不思議ではありません。

月次のデータの下落が止まり、上昇に移るのが間違いなければSP500は下落しアメリカ国債価格は上昇します。

超過CAPE利回りすからするとSP500は割高という結論ですが、株式市場が相場的な動きの現在では、単純に割り高だから是正されるとはなりません。

つまり、美人投票のようにAI関連銘柄が人気を集めてSP500銘柄の7銘柄が相場を主導しているのです。

今は「バブルではない」とセルサイドのコメントが多いのは、バブルだからでわざわざ打ち消すコメントを出す当たり「バブルだと認識」しているのでしょう。

 

アメリカのAI相場が何時終わるか、待つ以外ないですが思い出すと「EVバフル」が終わっていることに気が付きます。

EVバブルを牽引した「テスラ」の株価推移です

まだテスラに執着している投資家は多いですが「既に終わってます」

アメリカの株式市場は「なかなかに上手く」EVバフルからAIバブルへと乗り換えて相場上昇を牽引しました。

 

******EV車は

自動運転技術が成功して、EVバブルからハイテク自動車へと変身しバブルが続くはずだった。

そのシナリオは成功せず、代わりがAI技術ということです。

実際に世の中でどのようにAIが役立っているのだろう、大きな疑問にぶち当たります。

思い当たるのは「詐欺」と「ドローン攻撃」だけだがね。

 

脱線しました(悪い事例が多すぎた)

超過CAPA利回りチャートにもどりませう、チャートからはSP500が「割高」と「割安」の間を3,5%を境に行き来してます。

その判断の閾値が月次データということになります。

1.5%というのは、なかなかの値のようで2000年のドットコムバフルが弾けたタイミングから推察すると1%を切るかどうかが次の判断の天王山でしょうかね。

更にデータを待ちたいです。