日銀は早めに手を打つ(金融緩和の方向を変える)のだろうか。
未来の事は誰にも分からないが、日銀は金融政策の方向を変える必要があると理解したのだろうか。
全て、疑問符のつく解釈でしかないが。
***********************日銀はこんな発表をしている***********************
https://www.boj.or.jp/mopo/mpmdeci/mpr_2023/k231031a.pdf
報道では、こんな事を言ってます
2024年4月に長短金利操作(イールドカーブ・コントロール、YCC)の撤廃と、マイナス金利政策の解除が行われ、長らく続いた異次元の金融緩和は終了すると予想します。
日本のインフレ率の推移は「世界のネタ帳」から
時系列データでは
ここまでは、現実のデータです。
世界のネタ帳は五年先きを占っています。
この先走ったデータは「占い」の域ですから、当たるも八卦という所です。
経済予想は「地政学リスク」つまり戦争など全く勘案してませんから、大外れもあります。
過去、日銀の予想が外れているのは当てようとしていない、日銀が決定したことを踏襲しているに過ぎないのだから当たるわけがない。
******新日銀総裁が就任して一年になる
2024年4月からYCC撤廃など変更すると報道しているが、これらの記事のソースは何処にあるのだろうか。
ヤフー・ニュースでは
news.yahoo.co.jpこれらは市場予測か、もしかしたら日銀が布石を打ったのかも、とは考えられる。
植田和男総裁は「アベノミクス」の幻影の影響を受けない、それでも就任早々YCCの撤廃はやりにくい。
それが一年後という事かもしれません、そもそも「お金の金利をゼロ」にするなど、お金の仕組みを否定することです。
国民の僅かな収入を奪う行為であり、国民軽視をアベノミクスは選択したのです。
お金は大事なものであり、「節約して・貯蓄して生活を守る」という概念を否定している。
間違った金融政策と結論づけられますが、決定するのは歴史でしょう。
少し時間が必要ですね。
******題のインフレですが
日本のインフレは海外からの影響で輸入コスト(エネルギー・食料品)上昇によるコストフッシュインフレです。
コスト上昇分を全転嫁できずに企業は努力して商品価格を少し上げました、つまり日本の中枢は「デフレ」が続いているのです。
商品価格に全てのコスト(人件費・輸入コスト・過去の利益率)が転嫁できない事実は「デフレ」が続いているのです。
もし、2024年にYCC撤廃したら借り入れ金利分をコストとして商品価格に転嫁する必要が出ます。
どれ程の金利上昇でしょうか、ちょい気になったのでUPしました。