代替肉 Ⅱ

牛肉1kgの生産に必要な穀物の量はとうもろこし換算で11kg、同じく豚肉では6kg、鶏肉では4kgです。

 

代替肉が出来ると世界の食料に朗報となります、食肉業者には嫌われるでしょうが。

「ハラル・フード」が完成すれば、ムスリムの方がハンバーガーを食べる姿が見えるでしょう。

推定16億人に代替肉を販売できる、世界の食料生産が大きく変わるのですから激変する社会となります。

 

第二次大戦後、化学肥料が開発された大分前だがブログにUPした

youtu.beこのハーバーボッシュ法は食料革命の第一弾です、これで食料生産が飛躍的に拡大して

地球の人口増へと繋がったのです。

そして、人口が増えすぎて「新たな食料危機」が発生中で、次の食料革命が代替肉ということです。

 

しかし、異常気象の克服は不可能です。

「海」は地球温暖化のバッテリーとしての存在を遺憾無くはっきして海水温が上昇してきました。

数十年前の事、沖縄のサンゴの白化現象が報道に乗りました。

しかし人類は無視したのです、そして現在は海水温の上昇で台風は巨大化と進路変化で

北半球に尋常な被害をもたらしています。

 

代替肉の次の革命が「水産業の培養魚」となり、その後の代替肉の魚介バージョンである「細胞水産業」へのシフトだろう。

既に、「培養魚肉」の開発はスタートしている。

 

これらに必要な物が足りない、エネルギーです。

代替エネルギーの開発に人類は突き当たって「答えが無い」状態です、再生可能エネルギーではない。

新エネルギーの開発が必要なんだ、「バイオ燃料」「合成燃料」の開発がある程度進んでいるのだが、絶対量が足りない。

「水から作れる水素と酸素」「原子燃料サイクル、プルサーマル計画」など未来のエネルギーとして期待されていたが、現在は停滞している。

 

これらの開発技術はEV車の比ではない、ろくなEV車も作れない現代の技術です。

気が遠くなる日々が必要なのでしょう。