経済指標

ブルームバーグではISM非製造業総合景況指数は前月比1.8ポイント上昇の54.5と、6カ月ぶりの高水準。ブルームバーグがまとめた市場予想の全てを上回った。新規受注が同じく6カ月ぶりの高い水準となったほか、雇用指数は2021年11月以来の高水準を記録した。不動産、賃貸・リース、宿泊・飲食サービスなど13業種で活動が拡大。仕入価格指数は4カ月ぶりの水準に上昇した。個人消費と経済全体の強さが浮き彫りになった。

 

ベタ褒め状態ですね、しかしアメリカ地区連銀経済報告書(ベージュブック)では

米国の経済と雇用市場の伸びは7月と8月に鈍化した。ベージュブックは「大半の地区の調査先が、経済成長は緩慢だったと指摘した」と記述。また、ほぼ全ての地区で企業は「賃金の伸びが短期的に広い範囲で鈍化するという、これまで実現しなかった予想をあらためて示した」としている。「大半の地区は物価上昇が総じて減速したと報告した。減速ペースは製造業と消費財のセクターでより速かった」とも指摘した。

アメリカ経済は減速していると、両者は真反対の報告となってます。



ポーランド中銀の政策金利は想定以上の引き下げで市場を驚かせ、通貨ズロチは対ユーロで1.5%急落し、5月以来の安値水準を付けた。銀行株は5%超下落した

******同中銀のコメントは
インフレ率が当初の予想よりも早く目標値に戻ると予想したため、今回の決定を下したと述べた。「理事会の評価では、最近の経済指標は、需要圧力が従来予想よりも弱いことを示している。これはインフレ率の中銀目標への早期回帰に寄与するだろう」と述べた

******市場のコメントは

大幅な金融政策の転換によるインフレリスクについて警告を発している。サンタンデール・ポルスカ銀行経済分析部ディレクターのピオトル・ビエルスキ氏は「インフレ率鈍化の見通しがまだ立っていない段階での利下げは時期尚早だ。市場はインフレが定着するリスクを織り込んでおり、一般的にインフレが目標に戻るのは難しくなる」とした。

 

カナダ中銀の政策金利Fedの利上げは無しというメッセージを市場に送っている。

USDからCADのチャートは