イギリスの住宅価格急落の原因は「お金が無くて買えない」ということです。
イギリスの住宅ローンは「短期ローンの借り換え」(3〜5年)を続けていくのが普通です。
長期住宅ローンは有りません、という事で昨今の金利急騰でイギリスは住宅ローンを支払えずに「鍵を銀行へ返す」国民が急増していて、住宅価格は急落しています。
安いんだから「住宅を買えるだろう」と考えるのが日本流でしょうが、BOE(イングランド銀行)総裁は、こんなコメントをしています。
イングランド銀行(英中央銀行)金融政策委員会(MPC)のキャサリン・マン委員のコメント
******インフレ退治の特効薬は
経済が減速することです、もっと簡単なのは経済が一時的に崩壊すればあっという間に
インフレは収まりますね。
さらに、簡単に終息するには「中央銀行」はほったらかしにしてインフレが勝手にピークとなり、経済が崩壊すれば後始末は簡単です。
政権は持ちませんから、利権にしがみつく政治家は大反対するのでこの方法は無理でしょう。
******前にUPしてあるが欧州は階級社会です
そもそも、育ちにより言語が違います。
オードリー・ヘップバーン主演の「マイフェア・レディ」はその階級を上っていくシンデレラ・ストーリーですね。
脱線しました
イギリス経済は大きく二つに分かれます「大英帝国の名残」と「一般的欧州経済」です
今、退職者の多くが沢山の年金をを貰ってます「大英帝国由来の高額所得者」達です。
この年金額を稼いでいた「金融経済」が崩壊してしまった、イギリスは年金改革が急務でしょう、このままでは破綻まっしぐらです。
******EUを脱退し、アイルランドを分離し
さらに独立しようとする流れ、何度かUPしているイギリスと言う国の生い立ちは
イギリス」という呼び方をしているのは日本だけで、正式名称はグレートブリテン及び北アイルランド連合王国(UK)です
UKは連合国家で4つの国から成り立っています。 4ヵ国それぞれが首都や国旗、独自の文化を持っており、そのうちの1つがイングランドになります
地図で表示すすると簡単です
イギリスはイングランド、ウェールズ、スコットランド(この3つの地域を合わせたものがグレートブリテン)、北アイルランドの4つの国から成り立っています。
それぞれの国・地域において、特有の土地、文化、民族の特徴があります。
******欧州経済を支えていた
ドイツ・フランス・イギリスの内
ドイツ経済は二期GDPマイナス成長でリセッションとなりました、イギリスも同様ですね。
フランスはマクロン大統領が中国へすり寄り「BRICs」協議への参加(オブザーバーでも良いから)を希望しています、マクロン大統領と習近平主席は直に話が出来るほどの関係です、ブラジル大統領にお願いしたという噂も有ります(噂です)
******西側メディアは記事にしませんが
NATO連合の失敗でしょう、欧州の多くの国がNATO入りを希望しています。
実体は「軍事費」が無いからでNATOに入れば守ってもらえる、、これだけですね
シュンゲン協定がありますので、平和ならNATOなど無用な存在でしかない。
しかし、ロシアの行動が分からない。
疑心暗鬼でしかないのです、少し見方を変えて日本と台湾の有事を考えると
日本の首都に核ミサイルが発射されてアメリカ軍が防衛できるのでしょうか。
常に、日本を見張っていてくれて有事には対抗できるのでしょうか❓
不可能ですよね、有事には無理ですが脅しとしては使える程度の安全保障でしかありません。
台湾も同様です、アメリカは中国へ強気の脅しをしていますが沖縄から米軍が助けに来るなど誰も考えていないでしょう。
軍事的に無理があります。
竹田恒泰氏がシヨート動画で述べてます
主権国が国を守るのに他国に依存居なければならないのは「政治家の怠慢」ということです。
依存すれば「何かを失う」か「対価が必要となります」
日本ではポチを選択したわけです、簡単なことですね。
イギリス復活の目は、まだありません。