欧州が荒れている

正確にはEU+NATO+イギリスですが、そこへオランダとイタリアが加わりフランス国民が乗っかっている複雑な構造です。

 

管理人の解説ではムズイので、及川氏に頼りましょう。

【EU崩壊前夜】イギリスの政権交代はグローバリストによるクーデター?! 欧州の対立拡大(及川幸久さん) - YouTube

 

及川氏の言っているように

EU加盟国のトップの上に「理事会(Council)、議会(Parliament)および委員会(Commission)という主要機関があり」それぞれにトップが居る。

つまり各国のトップは選挙で選出されてトップなんだが、欧州連合(EU)各国を束ねているという構造になっている。

 

ユーロ発足時に、経済統合だけでなく政治も一つになる事が正しい道だという考えはあり欧州委員会が出来たのが経緯でした。

動画にあるようにそれなら選挙で選出すればよろしい、という所なんだが。

ユーロ発足に関わった大きな力があったのだ、それが〇ス○○〇〇〇と言われている。

何処かで話し合いが行われて決まったのであろう、話し合いなんだから力が有るものが決定権があり、支配をすることになる。

膨大な資金が必要であり、其れを負担出来る財力が必要で代わりに利権が入ることになる。

寄付ではないんでね、それがユーロの基軸通貨の目論見なのかは分からないが

 

しかしEUはNATO加盟国がほとんどで、ここからロシアとのイザコザが始まる。

ほっとけば良かったのだろう、「食料」や「燃料」は大きく依存するが買ってやっているという態度で、ロシアを見下していた。

気に入らなければ「拳を振り上げて」恫喝する態度では、政治家の話し合いなどは無かったのであろう。

何度も書くが「資源の無い国」が資源国と争って勝ったためしはない。

欧州大陸には資源が無いのだ、それを金融立国で先進国となったが金融経済と実物経済の乖離あたりからEU経済が怪しくなって来たのだ。

 

発端はギリシャだと思う、古い話になるが「国家が粉飾する」と書いた。

ギリシャがEUに加盟したことにより格付けが先進国並みになり低金利で借り入れできるようになった。

ここから「節度無い」財政政策が始まったのだ、欧州委員会の目を誤魔化せばなんでもできる事に気が付いたということだろう。

選挙に負けたが故にバレてしまっただけの事で、選挙に勝てたら更にギリシャは繁栄して借りた金も払えたかもしれない。

と、彼らは思っていただろう?

 

EU加盟各国はECBにお金を握られていて、なんとも非力なんだが簡単には妥協しないところがすごいのね。

という事で、各国国民はEUは「解体」「離脱」NATOからも離脱とデモをしているのだ。

目先のインフレは「EUの政治家」の責任だと言っているのだ、大きく間違った訳では無いので、この主張は簡単には止まらないだろう。

 

寒さが身に沁み、食料も乏しくなれば民衆は決起する事になる欧州委員会はお金で収束する以外の道はない。

更なる資金は供給はインフレ悪化をもたらす、このままでは解決できるはずも無い。

「行きつく所まで行く」というのが結論なんだ。