アメリカ銀行指数

ドルインデックス

アメリカの銀行問題の解決は時間がかかりますね、本来ならドルも売られるのだがアメリカ以外に買い場は無いということだろう。

あり余る資金は「依然高水準」という事だろう。

 

独立行政法人労働政策研究・研修機構」が発表している「実収賃金 欧米動向」によると

これらからインフレ率を差っ引くと実収入の伸びとなります、例えばアメリカでは3月のインフレ率(CPIの値は5.0%)を4.7%から引くと-0.3%となります。

 

イギリスはインフレ率も高く、収入が伸びていても確実に暮らし向きは悪くなっていますね。

 

の時系列のデータをチャートでは

実収賃金 欧米の動向:主要労働統計指標|労働政策研究・研修機構(JILPT)

 

******アメリカの雇用はJOLTSのデータ次第でしょう

アメリカ企業の雇用状態はピークを迎えたかに見えますが、早急な判断は危険です

アメリカ経済は奥が深いのです。

JOLTS=Job Openings Labor Turnover Survey(求人・離職率調査)です

 

その求人数のデータをチャートで示すと

データの出所は

https://data.bls.gov/timeseries/JTS000000000000000JOL

アメリカ労働統計局です

 

さらにデータを見ると

最新の採用率は

最新の総離職率

この部分ですね

離職率(3.8%)より採用率(4.0%)が上回っています、雇用状態は良いということでしょう。

但し、「雇用・離職」の業種や賃金はデータには表れません只の数字でしかないのです

 

******アメリカのクレジット債務残高は

1兆ドル近い、直近のチャートがグイと下げているのは銀行の貸出態度が厳しくなっているためです。