経済指標

その前にベージュブックが発表されてます、特徴は

ベージュブック(地区連銀経済方向)」によると、足元にかけて米国経済はほとんど変化がみられなかった。12地区中、9地区が変化なし、またはわずかな変化を指摘し、3地区が緩慢な成長を報告した。先行きについてもおおむね変わらないという見通しが示された中、2地区は悪化を予想した。雇用環境は引き続き底堅いものの、従業員の定着率が高まり、採用活動に余裕がみられつつある。臨時の賃上げの必要性も低下している。

 

******米政府は大統領選を控えて

ブラフをかます戦略を押し出してます、過去こんな政府は有りませんでした。

発表される資料をいちいち精査するなんて、ムダということで。

ほぼ信用しないことでしょう、ベージュブックも取り立てて報道が過熱しないなら無視ということだね。

 

そもそもTOPに○○老人を担いで「フィクサー達」は何をしようとしているのだろうか。

TOPは責任能力があるのかさえ分からんじゃ!

 

デフレだね、川上の指標ですから確定するには

消費者物価指数への影響と小売売上高が必要です。

 

アメリカ株が下落したのは、これと景気先行指数です。

 

******中古住宅販売件数

全米不動産協会(NAR:The National Association of REALTORS)が、中古住宅の販売件数を所有権の移転が完了した段階で、月ごとに集計した指標。

生データです(季節調整なし)

コンファレンスボードの景気先行指数は

LEI for the U.S. Declined Further in March(米国のLEIは3月にさらに下落

チャートの灰色部分がリセションですから、アメリカ経済は既にリセッション入りと推定されます。

しかし、リセッションの判定はNBER(全米経済研究所)が決める事になっていて

リセッションから数年経ってから決定がでるのが普通です。

 

コンファレンスボードによるとアメリカ経済がリセッションのリスクとなるLEI(景気先行指数)の値は「-4」となっています(コンファレンスボードの値で)

この値に深い意味はありません、過去のデータが示しているというだけのことです。

 

ユーロが発足したのが1999年1月1日でした。

ユーロ圏消費者信頼感指数はそれからの出来事ですから、マイナスに沈んだとて

どれ程の事なのか、実感は分かりません。

 

日本の消費者物価指数を考える前に

アメリカの住宅ローン金利を見ると

再度上昇してます。

欧州のインフレ指標も様々で、先行きを「占ってはいけない」状況にありますね。

 

という事で、日本の消費者物価指数もそれなりに見ておくことだろう。

 

******アメリカの株式市場も

先々、Fedが利下げするとしているが根拠は有りません。

先々利下げするなら、米住宅ローン金利は上昇などしないでしょうしね。