アメリカの実質金利と10年国債の利回りではインフレを止められないだろう。
アメリカ経済がリセッションに陥れば、インフレは止まるがね。
全ての年月の実質金利チャートは一点に収束している
米国債の利回りが逆イールド(短期債)になろうが、準イールド(超長期債)だろうが
実質金利は変わらない。
グリーンスパン元FRB議長の「コナンドラム」というコメントを引用したい。
******理由は幾つか有りそうだが、決定的理由が見つからない
チャートでは大雑把にしか分からないので、時系列のデータもある。
URLは此処です
実質金利のイールドカーブ(実質利回り曲線)推移とチャート(米国)
雇用統計発表して、俄かに上昇した。
次のFOMCは0.25の利上げがあるという事を織り込んだのだろう。
時系列のデータが示す通りに3月から実質金利が減少した、と、同時に相場は上昇となった。
市場は利上げ停止を織り込んだ動きとなったのであろう、何度も失敗しているが相変わらずFedに逆らっている。
何故、Fedに逆らっているのだろうか! 不思議だと思うのだが答えは幾つもあり断定できなんでいる。
******データはあげたが
答えは初めに書いた「リセッション」が近いということだろう。
サマーズ氏がブルームバーグに寄稿した所によると
この中で
1-3月(第1四半期)序盤に見られた経済の強さを反映しているが、信用収縮の見通しを考えると、今はあまり意味がないと分析。
雇用統計の強さは無意味と言っている!
今回の雇用統計も過去からのデータとの整合性を失った、何故か梅田政権はデータの整合性を無視した統計へと変更し続けている。
そして、サイトごとの翻訳が拒否られている(理由は不明)
細かい分析は英語の達者な投資系Youteberにお任せ状態なんだ。
一部、レバナス氏の説明を引用すると「Wワーク」の方が増加している、これは生活がより厳しくなっている証拠です。
次に来るのは「生活に疲労困憊」して、ローン返済不可能となるでしょう。
様々に、経済指標が出る(先行指標・一致、遅行)が確実なのは「街角景気」なんです
つまり、実物経済の一致指数ですね。
例えば、中国のナイトマーケットでは「若者オンリー」で只々歩いているだけ。
LAでは「立ちんぼ」さんが急激に増加している。
などなど、経済がリセッションの入り口では「立場の弱い方」から困窮していくのです
つまり、「若者・女性・子供」ということです。
逆に経済が発展始めると「学生デモ」「女性の人権デモ」が発生し、経済がピークを迎えると「女性が綺麗になる」、コスメ・ハイブランドの売り上げが良好ですね。
そして、経済が減速を始めると「不要不急」の物から売り上げが落ちて行くのです。
始めは「旅行・レジー」が短く・近郊へと変わる。
ガソリンの売り上げが落ちる、其れから進むと教育費が減速していく。
などですが、街角景気で見て行くには「家族・女性グループ」の数でしょう。
様々に変化する景気を関連づけて見るのは大事ですね。
そして、過去の日本のバブル期に見られたのは「建設用クレーン」です。
高く吊り上げるので、目に付きやすいです住宅の建設は景気のピークで盛んになります
経済は日々の人間の行動が引き起こす経済現象です、目に付きやすい所のデータは掌握しましょうかね。