パウエル議長の会見の様子を同時通訳です
議長がこれまでに語っていた事と大差ありません、市場の勘違いやポジショントークですね。
(そもそもポートフォリオが痛んでいるのだろう)それ故に相場上昇を画策していただけなんだ
市場には様々な投資家が住み着いている、考え方も異なるのだから普通の事でしょう、更に付け加えるならパウエル議長の示しているリセッションの兆しが見えていない事が市場参加者が2023年の相場は上昇すると言わしめている根拠なんだ。
議長が前からコメントしていた「金利上昇の効果」を見定めるには時間がかかる。
この文言の意味する時間差は1年以上を意味しているのだが、市場は短気であり織り込めない時間経過を織り込むか無視しようとしたのだ。
FEDの0.75%✖4回の利上げを市場は真摯に受け止めるべきだろう、しかし市場は過去のインフレの経験値が無い。
勝手解釈・根拠の無い希望(パウエルプット)など今までのFRBが市場に甘かった夢から覚めていないのだ。
FRBにとって難題だろう、Don't fight the Fed(FRBには逆らうな)
という格言を無視して「大泣きしている赤子のような市場ナンダ!」
全て無視して鉄槌を喰らわせて、何処かで目覚めされる必要はある。
今回のFOMCで議長は十分に市場と対話したと思う、これでもまだ市場はFEDが甘やかせてくれると勘違いするなら次のFOMCで0.5%の金利上昇を突き付ければ気が付くだろう。
何度も書くが「0.75%✖4回の利上げ」は尋常な事ではない、これだけでもオーバーキルとなっているかもしれないほどのことなんだ、つまりゼロ金利に慣れた企業において5%となる金利は企業の売り上げの利益から5%を引かれる事になる。
当たり前にEPS(1株当たりの利益)は減少するのだから株価は下落していく。
買い持ちのポートフォリオを後生大事に握っていた投資家は「なんとか売り抜けようと」画策するのだから、先々なスキュー(歪み)が随所に現れるだろう。
それらのスキューに惑わされないで時間経過を待つのがベストな戦略だろうと察っしている。