アメリカ株の上昇は実質金利で説明が付きます

チャートから

アメリカの実質金利はマイナスです、チャートの目盛りは左側です。

バウエルFRB議長は3月のFOMCで利上げしたが0.25%では、インフレを止められるわけが無い。

嘘臭く、利上げしたという名目だけで実質的にはインフレの方が勝ってるのだから株式市場には何ら影響は無い。

FRBはマーケットがタントラム(癇癪)を起こすか様子を見ただけのことなんだ。

肝の小さな事です、4月の雇用統計とCPIを見て5月のFOMCで行動を起こしてもいいだろう位な事。

 

IMFが発表している先進国、新興市場国の「金融環境指数」のチャートは

******金融環境指数とは

世界の金融市場がどの程度緩和的あるいは引締め的な状況であるかについて示す指標

FCI(Financial Condition Index、金融環境指数

低い実質金利が資産価格を支えているが、リスクが高まりつつある

 

チャートを見ての通り、アメリカはより緩和的なんだ。

パウエルFRB議長は「なんだかんだ説明的だが」引き締めが怖いだけだろう。

このままでインフレは止められないだろう、しかし時間稼ぎは出来る。

その間に神に祈って「インフレが収まりますように」ということだろう。

まぁ、庶民的ではある。

 

先々の事は神のみぞ知っている、どうなるかパウエルは賭けに出たという事かもしれない。

 

******FRBが読めない部分は

中国経済の急減速とプーチンがどう動くか、そしてコロナ変異株だろう。

黒田日銀と相まって、ミスジャッジとなるか。

時間経過で判明するのだ、貧民投資家は焦ってポジションを作ってはいけない。

チャンスは勝手に向こうから来るという事を理解しよう!