Don't fight the FED(FEDには逆らうな)
Federal Reserve SystemのFederalを略してFed(フェッド)と呼んでいる。
アメリカ合衆国連邦準備制度と訳されるのが正しい、ワシントンDCにある連邦準備制度理事会(FRB)が全国の主要都市にある連邦準備銀行を統括する。
******FOMCでパウエル議長のコメントは
@インフレは一時的だとの文言はこれからは使わない
(意地でも間違ったとは言わない)、権威失墜すると思ってるのだろう。
@3月のFOMCで利上げするとコメントしたが0.25%とは行ってない、0.5%もありう
るだろう。
@同時に発表した「パランスシート縮小の原則」には
QTは主にFRB保有証券の満期償還に伴う再投資停止によって実施される」との記載
がありました。
@MBS(Mortgage Backed Securityモーゲージ証券)はこれからは買わない、
QTはMBSから始めるというコメントだ。
これらの文言は既に日本語に訳されて周知のこととなっている。原文とコメントは英語なのだからアメリカの大手投資銀行は全てご存じなのだ。
そして、FRBは何処の金利を上げればインフレが収まるのかを理解している。
ただし、市場がどうなるのかは分かっていない(暴落するのか、下落で収まるか)
これは12月のFOMCから始まったテーパリングの結果から導き出された結論なのです
FRBは市場との対話を重視しているとバーナンキ元議長時代からコメントしていますがFRBはコメントだけでなく金融政策をいじって市場の反応も見ているのです。
今回はテーパリングで色々な部分をいじった、それが国債利回りへの反応を見ていたのだ、そもそもが分かっていた反応なのだが確認をしたかったのだろう。
当たり前に、理論的な答えだったのだが。
******それなのに3月のFOMCで0.5%の利上げは無いとポジショントーク
利上げが続く限り相場は上昇する、2022年の利上げは3回で十分だ、既に利上げは織り込まれている、インフレはボトルネックが主因だ、まぁイロイロと言ってくれてます。
これ以上は何も言わなくても理解できるだろう「大手投資家は追い込まれている」
ただ、これだけの事。
前にUPしたが「人は不安になると雄弁になる」この例え通りの展開でしょう。
10日のCPIはほぼ100%の方はインフレ低下の指標は出ない、と感じていただろう
これが分からないなら、投資を止めた方がよい。
管理人が今までアドレスをUPしてきた意味が無い。
全てのアドレスに有る指標の数字はインフレ悪化の方向を示している、ただの一つもインフレ緩和が無かった。
******これで勝利確実ではないんだ
外資は力技が出来る、「江戸の仇は大阪で取れ」と日本市場へと黒船が来るんだ!
前回のブログの「騙しがくるぞ!」の部分です。
手口は承知してます、どんな手口でくるか、何時くるか、何処を見ていればよいのか
今までに全て書いてます。
答えは10月でしょう、ヘッジファンドの決算の11月には外資が勝利していなくてはなりませんから。
屍の山とならなければよいのですがね。
続く